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アシュラ
2012年9月29日公開

アシュラ

752012年9月29日公開

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5.0

ネタバレ魂にドーンと来る映画

レビュー1746作品目。有料アニメチャンネルのAT-Xにて視聴。 アニメゲームその他諸々、多趣味な還暦主婦の視点から。 いやあこの原作、私が子供の頃に「物議をかましてかなり有名になった」な 事だけは覚えていた位で。 時は平安末期。干ばつによる大飢饉。 一人の狂女が荒地の納屋で子供を産み、後に死去。 子供は一人で獣の様に生き抜いていく。 何をしても(殺人や食人行為)生き抜くのが正しいのか、 ヒトとしての尊厳を全うする事が正しいのか。 結局、完全ネタバレでストーリーを語ると ・獣の様に育った主人公は、殺人や食人で大飢饉を生き抜く ・主人公は、優しい美少女により優しさ、慈善、愛を知る ・主人公の対極の人として美少女は描かれており、  彼女は人としての尊厳を守る生き方を選ぶ で、何やかやあり。お坊さんが「俺の腕を食え~」と自らザックリも有り。 ラストは、美少女の死に涙する主人公。 そしてその後、仏像を彫る僧侶となった主人公のシーンでEND いやあこれ。何だろう。ストーリーは王道なのに。 魂にズドーンと来る。 心の中を色々な感情や考えが交差して。 哀しみや絶望、希望に愛情や慈愛やら。 「食べ物は大切にしよう」「人に優しくしよう」「悔い無い人生を送りたい」 「どんなに飢餓状態でも、私に食人は無理」 「ああ、この彼女は極楽に行けるね・・」 「アシュラも、きっと極楽に行ける。何時かは彼女に遭えるだろう」 ホント、色々な想いが溢れそうになり、胸が詰まる。 画像も、最初はポリゴンピクチュアズの様なCGアニメに驚いたものの、 見ているウチにすぐ慣れる。 主人公のアシュラが村民に追われ、橋を渡るシーンなどは秀逸。 色々と物議をかもした作品なれど、本当に見て良かった。 ★4.5で。四捨五入で★5とさせて頂きます。

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