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ジョイフル♪ノイズ
2012年4月28日公開

ジョイフル♪ノイズ

JOYFUL NOISE

1182012年4月28日公開

tos********

5.0

ゴスペル好きの人は楽しく観られます

 ゴスペル万歳!という感じ。  ストーリー自体は「ビバヒルか!」「お安いホームドラマかい」 と突っ込みどころ満載なのですが、そんなのは劇中のゴスペルで 全部許せてしまいました。 そして、アメリカって本当におっそろしい国だなあ~と思いました。 だって、東京でも新宿シネマートでしかやっていないという小作品 って感じなのに、出ている人たちの歌が実にうまい、そして演技が とてもナチュラル。 特に子供たちのゴスペルでは、歌とそのひたむきさに思わず涙が。 (というか、私はストーリーに入る前にオトナである主人公達が歌う マイケルのナンバーのところで、既に歌に感動して涙しました)  この映画のいいなーと思うところは、アメリカ南部が舞台であり ゴスペル映画だけど黒人の話だけじゃないところだと思います。  黒人、白人、ヒスパニック系、黄色人種入り交じった聖歌隊で、 古い土地柄だろうに、聖歌隊の中では人種差別というものが全く 見えないところです。 環境の描き方においては、最大のスポンサーは白人家庭だったり しますが、そしていさかいもありますが、差別からくるものは、 私は無いと感じました。 喧嘩も普通に「アンタのやり方が気にくわない!」という感じ。 これは監督がマイノリティの面も持ち合わせているゆえの目線の 暖かさか、そのあたりの理想が無意識に出たのか?と想像。  ゴスペルが主役ですが、そんなに宗教色もありません。ただ 「神が」「神に」というセリフが沢山出てくるし、出てくる人々 には信仰が前提にあるから、そこを意識しないで観ると、劇中 の人物の気持ちが若干わかりにくい かもしれません。 「そういうものなんだなぁ」程度でも意識していれば、あとは ゴスペルが助けてくれます(それだけ歌に説得力がある)。  邦題は、♪マークがちょっと・・・。 あと、ホームページやパンフレットにあるあらすじがよくない と思いました。 ああ書けば簡単ですが、この作品の芯というか、根っこの部分 が全く見えず、かなり上っ面のあらすじです。ちょっと悔しく なりました。

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