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映画 ひみつのアッコちゃん
2012年9月1日公開

映画 ひみつのアッコちゃん

1202012年9月1日公開

cyborg_she_loves

2.0

実写化して失敗した点

見るに耐えなくて画面を止めて、でもこれだけレビュー評価が高いってことはそのうち面白くなるんだろうと思い直して再開して、でもしばらくしてやっぱり見てらんなくなって止めて、……  てなことをやりながら見ました。  で、「ひどかった」の一言で済ませてもいいんだけど、これだけ高評価が並んでる中にそんなこと書いても「バーカ」と思われるだけなので、最低限「私はこう思った」ということだけは書いておきたくなって出てきました。  この映画がお好きな方は、どうぞ以後は無視してください。  アニメってのは見える画像そのものが現実と切り離された作画世界なので、どんなに理不尽な話がそこで展開しても、「そんなことが現実にありうるか」などということを気にする意識自体が最初からこちらにありません。  ところが、それが実写映画になって、オフィスの中で社員が勤務している様子とか、破綻寸前の化粧品会社をどうやって立て直すかを背広を着た重役たちが会議で議論している様子とかいうのが、リアルな映像で映されると、見ているこっちも自分たちが日々経験している現実世界とついつい重ねて見てしまいます。  そうすると、「いやこれはいくら何でもありえないだろう」ということが、気になってしまうんですね。  大人になりたくてせっかく変身したのに言うこともやることも全部子供のまんまで周囲の大人の真似をまったくしようとしないのは変すぎるでしょ、とか。私だったら、必死で大人の行動や口調を真似しようとするんだけど、それが全部ピント外れだから笑われたり馬鹿にされたりする、というストーリーにするのになあ、とか。  そいでまた、この尚人(岡田将生くん)も、こんなアッコちゃんのアッパラパーな意見を取り入れて会社を立て直そうとするなんて、そりゃあんたこそ見る目がなさすぎでしょ、とか。  いやそれ以前に、好きなものに変身する能力がちゃんとあるのに、変身した後でお化粧をして「わぁきれぃー」といって大喜びしてるって、おいおいなんで最初から化粧を済ませた状態の大人に変身しなかったんだよ、とか。  いや、自分がもんのすっごくダサいこと考えながら見てるってことは、十分わかってるんですよ。そんなこと気にするやつは最初から見るな、と言う人が世の中にいっぱいいるだろうことも、わかってます。  ただ、私も大好きな綾瀬はるかさんが全身全力でアッパラパーな子供の演技やってるのを見ながら、なんか気の毒になってきたので。  もうちょっと、「本物の大人」からは一貫してズレてる「子供の目から見た大人」を演じられたら、もっと楽しい映画になったろうになあ、とか想像しちゃうもので。彼女の演技力なら十分そういう演技ができたろうに、と。  そんなことを考えたのも、実写映画だからですね。  アニメだったら、「この女優さんならこんな演技ができたろうに」なんて想像する余地は、最初からありませんもの。  そういうところまで計算した上で作ってほしかったです、私は。

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