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モバイルハウスのつくりかた (2011)

監督
本田孝義
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3.50 / 評価:4件

リア充の為のDIY超入門講座?

今年の4月からレビューを投稿し始めましたが、最初のレビューになるのは初めてで、☆が一つになってしまうのは製作者の方々には申し訳ないですが、正直な感想です。

普段良く行かせてもらっている横浜のシネマジャック&ベティにて鑑賞してきました。
客入りは他の作品よりも若干多目でした。
先週の同じ曜日にほぼ同じ時間帯で観た『偽りなき者』『ぼっちゃん』よりも明らかに多かったです。
これまでレビューがゼロなのも不思議なくらいの入り具合でした。


大学の建築学って、大工さんなら知ってそうな知識、知恵とか学ばないのでしょうか?
木の目のくだりなど、河川敷に住む船越さんに教わるようなことではないと思います。

中学生の男子が技術の授業で教わるようなDIYの入門的なことを路上生活者の鈴木さんや船越さんの口から教わることになります。
坂口さんは画面で見る限り不器用で、(人にはそれぞれ得手不得手があることですし、習練によってカバーできることだと思いますが、)建築家を名乗る人間の手付きではなく、衝撃を受けました。

ほとんど船越さんに作ってもらっています。シガーソケットのリサイクルもアイデアも船越さんのものです。
そんなことは重要ではなく、コンセプトこそが重要なんだ、と反論されてしまいそうですが。


出来上がった車輪付きのハウスは、細い道を苦労して通らなければならないし、前輪も後輪も固定されているので、前にしか進めません。曲がるのに一苦労です。
次回作る時は前輪を工夫したほうがいいですね。

”車検の要らない4輪の車輌”ということで、多摩川で作ったこのモバイルハウスを吉祥寺まで道路を転がして行ったら最高だったんですが、残念ながらトラックに積んで運んでいました。そして駐車場に"駐車"。
まともな地域なら、巡回中の警察官に尋問されること間違いないでしょう。


ここまでなら、お金にも時間にも余裕のある人がDIYを味わうための休日の趣味で済んだのですが、震災を通じて状況は一変します。
いよいよ、この簡単に作れて移動もできる家の出番か、と思ったのですが、こともあろうに、この方は、九州へ避難してしまいました。
避難することは自由ですし、反対もしません。ですが、素晴らしいアイデアを持っているのですから、積極的に出向いてモバイルハウスを作って欲しかったです。

自分の健康のためを思うなら禁煙しましょうよ。放射線の影響の前に、ニコチンで体を壊すでしょう。
また、自分ではなく、子供の健康のためを思うなら、放射線の影響の前に、受動喫煙の機会を極力減らすべきです。
「震災後、禁煙した」とういう結末なら納得なんですが...


九州の新居で集まって一晩語り合った人達がその後連絡がない、そういう社会が問題だ、みたいなことを言っていましたが、全くもって正常です。
その人達は何らかの違和感に気付き離れて行くのも当然でしょう。余程ウザかったのか、単にヤニ臭かったのかもしれませんが。

細かいことかもしれませんが、九州の物件取得の不動産屋との交渉を自慢げに話していましたが、再建築不可のボロボロの家を提示額の2倍で借りてくれているのですから、不動産屋は高笑いしていることでしょう。


行動力もあり、発想も柔軟で、人を惹きつける魅力のある方だけに残念な気持ちになりました。
信者のような人たちだけが増えていくことがないといいのですが...


『あらかじめ決められた恋人たちへ』の音楽もスカスカ。小手先だけで魂が無い。
ミュートビートとかリトルテンポとかもう一回聴き直してください。



小学生のころ、秘密基地を作って遊んでいたこともあり、小さな家が出来上がっていく過程は萌えました。
そこに☆一つです。
長文すみませんでした。

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