哲学的
- min***** さん
- 2017年10月22日 14時56分
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哲学的な作品だと思うのですね。
人の死について、生きるって何かと。
主人公はほかの血を愛する者とは違う、誰かのためにという思いからくる吸血行為。ヴァンパイアでありながら人への愛情にあふれている人物。
逆に言うと人を好きになるという「愛」の部分が増えたところで、主人公に大きな変化を与えるものがあるのか、という疑問を持ってしまいました。
岩井さん独特の心に靄のかかる最後の終わり方は健在だなと。
セリフの一つ一つが考えさせられることの多き作品です
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- 切ない
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