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デンジャラス・ラン
2012年9月7日公開

デンジャラス・ラン

SAFE HOUSE

PG121152012年9月7日公開

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3.0

邦題が合っていないのでは

「デンジャラス・ラン」というタイトルは脳筋アクションっぽいが、画的に動きのない心理的な駆け引きをしている場面の方が多かった 原題は「セーフハウス」、確かにCIAのセーフハウスが舞台という点は珍しいかもしれない、だがそれを題材として上手く活かせていないのが残念 ぴったりのタイトルが思いつかないが、それを考えると、この映画のアピールポイントがないことに気付いてしまう あえて言うならデンゼル・ワシントンが良かったくらいか 物語において重要なカギを握る情報に汚職問題を出されると、途端にスケールの小さな話のように感じてしまう ありがちな理由付けに作り込みが足りないようにも思う クライマックスシーンも、二人の間にいつそこまでの情が生まれていたのか?と少々置いてけぼり感があった トビンの引退理由やマットの置かれた状況など、散りばめられた情報をかき集めて察することはできなくはない だが今まで一切深く描くことなく終盤まできて、いきなり人情味を出されてもバランスが悪いというかなんというか… 蛇足だが、自分が不利な状況に陥ると「俺はアメリカ人だ」とすぐ叫ぶ それが当たり前のような特権意識が気になった つまらなくはない、だが面白くもない、正直心に何も残らない映画

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