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ギリギリの女たち (2011)

監督
小林政広
  • みたいムービー 13
  • みたログ 32

2.50 / 評価:16件

前半の長回しを耐えられるかどうか

  • maikazuki290 さん
  • 2013年3月27日 22時31分
  • 閲覧数 1174
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

東京国際映画祭で上映しているのは気になっていましたが、当時はスケジュールが合わず。高崎映画祭で上映しているのを見つけてこの度鑑賞してきました。当日は急遽三女を演じた藤真美穂さんのサプライズ舞台挨拶もあり、撮影時のお話も伺うことができました。

最初のキャストが三名揃うまでの長回しのところを耐えられるかどうかでこの作品の評価が分かれるのではと思った。三姉妹のわだかまりや葛藤、境遇や序列。おそらく女性の方が共感する部分が多いのではと思う。

次女が自殺しようと思ってきたができなかったというようなことを告白した時の藤真美穂の込み上げてくる感情、その表情がよい。姉妹の中の格差というか自分がこれだけ苦労してきたのに恵まれた環境にいた次女が何甘いことを言っているんだという気持ちと、被災者とそうでないものの甘さへの怒りの二つの感情が複雑に絡まっているような気がした。

また、正確なセリフは忘れたが三女の「津波に流されてもまたここに家を建てて住む」というようなことを言ったとき次女が「わかる気がする」というようなことを言うシーンがある。簡単に言ってはいけないのだと思うが、何となく共感する部分がある。故郷を出て生活しているせいもあると思うが、故郷の良さというのは誰しもの心の奥底に根付いているものではないか。

長女と次女よりも次女と三女のやり取りの方が話が進んでいくような気がするので三名が揃うまでの間のやり取りをどう受け止めるかによって評価が分かれるような気がする。ただ、それぞれの苦労やわだかまり、意識や性格など複雑なものもあるが血のつながった姉妹の絆や共有する思い出の温かさ、ラストのシーンの笑顔から最後は女性の逞しさなどを感じらることができて後半は良かったと思う。

総合的な評価は星4つとしたい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 勇敢
  • 絶望的
  • コミカル
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