究極のLove&Peaceがそこにある
- eku***** さん
- 2012年9月5日 20時33分
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びっくりした。そして感動した。少しは知っているつもりでいたボブマーリーだけど、実は全然知らなかった。
ミュージシャンとして偉大なだけでなく、ラブ&ピースを実践し、そして“実現”した人間として、彼はミュージシャン以上の存在であった。。。
国民的ミュージシャンというと・・・日本でいえば美空ひばり?いえいえ、イギリスでいえばビートルズ??ノンノン。ジャマイカにおけるボブマーリーは、そんなレベルじゃない。
ミュージシャンのドキュメンタリーで、まさか感動のあまり涙するなんて、観る前には想像していませんでした。
どちらかというと、「オレ、レゲエ大好きだし、ボブマーリーもよく聴くし」なんて感じで、大画面でボブマーリーの音楽を大音量で聴きながら、ついでに彼の波乱万丈な人生も垣間見ちゃおう。という軽いノリで観に行ったんですが、良い意味でこんなに期待を裏切られるとは思わなかった。
一緒に行った友人と、観終わった後「まさか、こんな映画だとは・・・」と、その期待以上の素晴らしさにしばらく熱く語り合ったほど。
この映画で描かれているボブマーリーの人生とは、差別や貧困を克服し、レゲエという新しい音楽ジャンルを確立させ、
さらにその後、ジャマイカに、黒人に、アフリカに、そして世界中にラブ&ピースをもたらした、一人の偉大な伝道師の伝説の軌跡です。
そして、今日は一日中ボブマーリーを聞いています。
昨日まで聞いていたボブマーリーとは、明らかに違います。
歌詞の意味を知り、背景を知り、そして彼の歌によって起きた数々の奇跡を知ってから聴くボブマーリー。
ボブマーリーやレゲエが好きというわけではない人でも、存分に楽しめる映画です。
現代のようなギスギスした時代に、彼のようなヒーローがいれば、もっとラブ&ピースな世の中になるのかなあなんて、あれこれ考えちゃいます。
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