tab********
4.0点
田畑智子さんのセックスシーンが話題の映画と聞いた。実際観るとこのシーンは重要でありカットできないものだが、猥褻さはは感じられない。 他の重要人物にも多く時間が割かれ、どん底とも言える境遇の中で、ひねくれ自分を見失いそうになりながら、いろいろな出来事、出会いにより希望を見つけていく過程は引き込まれた。 主人公たちは、葛藤し、過ちを犯し、時に愚かだ。しかし、それは私たちの姿に重なる。 生きることは楽ではない。だが、子供が産まれれば多くの人は祝福し、幸福を願う。子供ができないことがいかに切実な問題であり悲しみであるかも想像できる。 何があってもとりあえず、生きていよう。明日という日を信じてみよう。 そう思わせてくれる映画だった。
閲覧数5,330