- 作品トップ
- 解説・あらすじ
- キャスト・スタッフ
- ユーザーレビュー
- フォトギャラリー
- 本編/予告/関連動画
- 上映スケジュール
- レンタル情報
2.46
- hor***** さん
- 2016年10月17日 0時55分
- 閲覧数 1146
- 役立ち度 0
- 総合評価
どこか二番煎じ感の否めない作品だった。
女殺し屋が家族を殺された復讐のために戦う話。戦闘シーンはスタイリッシュでカッコよくキメることに終始しているので当然カッコよく見えるのだが、どこかもう一歩欲しくなるような場面ばかりだった。冒頭のコロンビアでの闘争シーケンスは少女が小さい体を活かしてうまく逃げるし、街をふんだんに使った迫力もあるし、そして異国間を煽るオレンジがかったエフェクトの画面だしで楽しめた。
ただそこからの戦闘については‥こんなに上手くいかないだろって強烈に思ってしまうような展開が多いし、あのサメの水槽のくだりはちょっと滑稽に映ってしまう。本人はドヤ顔でキメてるけど、あれめちゃ目立つよね。
ラストで父親の仇と対決するけどそこのアクションも何か惜しい。「96時間」とも共通するような素早くて現実的な幕切れなんだけど何かこちらは呆気なく感じた。それとは打って変わって組織のボスを倒す時には飼い犬に襲わせるという奇抜な方法を使う。けど敵討ちなら自分の手で殺ってほしかった!個人的には。そして少しやっつけ仕事感も感じたし。
叔父のもとへ逃げ込んだ時、叔父はとある男をボコボコに殴って懲らしめている?最中だった。そしてその殴った腕で愛おしそうにカトレアを抱きしめる。暴力と愛情と。何だか人間の一枚岩じゃない側面を見せられているようだ。しかし後半で家族がまたもや惨殺されるという悲劇に見舞われても、悲しみの描写が少なく、すぐに怒りの方向に移ってしまうのがもったいなかった。
彼氏の存在が仇となって惨劇につながるというエッセンスは評価したい。
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?