ダメ女と普通の老人の最低の日々
- 百兵映 さん
- 2018年4月12日 20時41分
- 閲覧数 291
- 役立ち度 2
- 総合評価
人の良さそうなオッさん(この俳優さんの地のまま?)と、訳あり少年の物語。決して、邦画副題でいう『ダメ男』たちではない。
『ダメ』なのは、この少年の母親である。画面にはその詳細は描かれないが、この母親に関わるご亭主も、認知症気味の父親も、息子も、すべての男たちをダメにした張本人(犯人?)。邦題は、“ダメな女と……”とすべきだったろう。
男に限らず、そして女に限らず、こういう悪(or ダメ)が多い。今まで親から逃げ回っていたり、知らんぷりだったのが、突然現れる。魂胆見え見えの資産狙い。まさかと思うが、本当に居る。見苦しい・厭らしい連中。
本作はそういう『ダメ女』は脇役に置いて、ダメでもない男たちを主役にしている。ま、そんなことはどうでもいい。いわゆるシニア世代に入ると、認知症気味で施設に入れられる「老人」に目が行ってしまう。彼が主役に見えてしまう。
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?