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カルロス
2012年9月1日公開

カルロス

CARLOS

3322012年9月1日公開

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4.0

真の法治国家とは???

一~三部作 三千円通し券で一挙観て来ました。 主人公は73年から世界を騒がせた実在のテロリスト、世界中で解っているだけで 183人を殺傷させ世界を暗躍した極左テログループリーダー。 94年に潜伏先で逮捕。現在仏にて服役中である。 5時間半という長時間をかけこの映画が語るのは、カルロスを通して見えてくる 世界の姿でもある。 当時の世界情勢は、その様な世界にならざるを得なかったものも浮かび上がる。 世界中に張り巡らされた情報の網目を飛び交う。  欧州からアフリカ、中東、東欧、を何度も行き来して、 そのたびに風貌が変貌してゆく。 小さな変化が大きな変化を呼び、現実にあった出来事であるにもかかわらず、 それは現在の出来事の様でもありこれから起こる出来事の様にも見えてくる。  その飛行は、超えられない時間の壁をも超えて、過去や未来へと行き来しているのだろうと監督は云っているのかも知れない。 70年代から80年代にかけての物語は、そのまま現在へジャンパーする。 長時間この映画を観る私たちの人生へと変容する。 観終わった後は、任侠映画(高倉健作品)館を出てくる 観客の様な気持ちになるのかも?・・・今年イチ押しの作品  ★4強

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