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カルロス
2012年9月1日公開

カルロス

CARLOS

3322012年9月1日公開

qua********

5.0

疲労感は残るがそれ以上に得るモノがある

先日劇場で鑑賞してきました。 3部作=5時間30分~鑑賞料3000円+パンフ(ブックレット)800円と、合計3800円を払うだけの十二分に価値のある作品でした。 3部作なんて、未体験ゾーンでしたが、こういう作品こそ劇場の大画面で鑑賞すべき作品でしょう。 当然、人それぞれ好みがあるので価値観が変わってきますが。 正直、カット割りが目立ち所々でウザイと思ったが、1973年~1994年までのストーリーを描いてるので致し方無いだろう。 しかし、実際の映像を織り交ぜた緻密なストーリー展開と巧みなカメラワークは観る者を圧倒しますね。 作りが非常に巧いなって思った。 娯楽性は皆無で、派手さも無いのだが、リアリティさを強調した結果ではないだろうか。 さすが、フランス人監督が描いた作品なだけある。 とても奥深いと思います。 一回の鑑賞だけでは、とてもじゃないが全てを理解するのは無理ですが。 解けないであろう、謎も多過ぎですね。 それでも間違いなく、「ゼロ・ダーク・サーティ」よりも現実味のある奥深さではないだろうか? ハリウッドでは真似が出来ない、それだけ質の高い作品だと思います。 カルロスが逮捕されても、後を引き継ぐテロリズム、戦争が現在進行形で行われていると思うと恐ろしく感じる。 ウサマ・ヴィン・ラディンが死亡した現時点でも何も変わり映えしないんでしょうねぇ。 近年のリビア革命も繋がってる訳で…。 フセイン政権の前後を捉えてる作品とも云えると思いますが…800円で買ったブックレットはとても参考になる。 重要人物のワディ・ハダド、ハッサン・アル=トゥラビなどカルロスの全体像を解り易く説明してくれてます。 それでも、上記でも述べたように全てを理解するのは難しいです。 ブルーレイが発売されたら買いますが、久し振りに何回でも観たくなる「傑作」だと思います。 ☆は満点かな(笑)

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