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ハーフ・デイズ
2012年8月4日公開

ハーフ・デイズ

UNCERTAINTY

1012012年8月4日公開

kt2********

3.0

ハーフ&ハーフ

予告編を見た時はかなり面白そうな映画だなと思ったのですが、実際見てみたら、期待通り!とまではいかずな感じでしたかね。 まあ世間の評価ほど悪い映画では無かったと思いますが、然りとて強調するほど面白かったとも言い難いような・・・。 手法こそ違えど、過去にも同じ日に主人公が違う選択をしていればどうなったか的な映画はありましたから、新鮮味と言う点でも特筆するほどでは無かったと思うんですよね。 まあこの手の映画が好きな方なら見て損はない映画だったと思いますが、それ以外の方はキャストに好みの俳優でもいない限りは、無理してまで見る必要は無い映画かなと・・・。 ただこの映画は、大まかなストーリーこそ決められてはいたものの、役者の台詞回しや演技に関してはその場の即興だったと言うことで、かなり通好みな作品ではあったようなんですよね。 私は本編を見てからその事実を知ったので、何か妙に間が悪い映画だなぐらいにしか思えなかったのですが、最初からその事実を知っていれば、また違った目線でこの映画を見れていたかもしれません。 かと言って、もう一回見直す気力までは湧かないのですが・・・。 まあ2パターンそれぞれのエピソードに関しては、私はそれなりには見応えのある内容だったと思いましたよ。 ただ、あまりにもエピソードの切り替えが早過ぎでしょうよ。 ほとんど感情移入する間もなく違うエピソードの場面に切り替わっていた印象ですね。 一応イエローバージョンにグリーンバージョンと言うことで、分かり易い服を着てくれてはいましたが、視覚的な部分ではなく心の問題として見る側の感情が追いつかないと言うか・・・。 イエローバージョンがクライムアクション、グリーンバージョンがヒューマンドラマでしたので、尚更心の準備が追い付きません(^^; それぞれ交互に見せながら核心に迫っていくみたいな手法は嫌いじゃないのですが、何もここまで足早に映像を切り替えなくても良かったのではないかなと・・・。 そんな中でも、グリーンバージョンのエピソードは本当に良く出来ていたと思いましたよ。 彼女の実家を訪れた際に浮き彫りになった彼女の家族の諸問題、彼女の実家で彼の方が何となく居心地が悪くなってしまうような微妙な空気感、そしてカップルの将来に関する問題と・・・まあ相手方の実家訪問時あるあるな感じで、こちらは何だかんだで結構見入ってしまいましたね。 微妙な空気感を和ませる存在となった拾い犬の使い方なんかも、何気に絶妙だったと思いました。 ジョセフ・ゴードン・レヴィットもリン・コリンズも、キャラクター的には断然こっちの方が似合っていましたよね。 逆にイエローバージョンの方は、面白そうな話だったのに、演出も結末も今一歩の感でちょっと拍子抜けでした。 タクシー内で携帯を拾ったが為に何かの犯罪に巻き込まれてしまい、謎の組織に追われる羽目になって、その後どうなってしまうのか・・・期待して成り行きを見守りましたが・・・。 あそこまで引っ張ってその選択は・・・。 ジョセフもリンもあまりキャラに合っていなかった印象でしたし・・・ちょっと消化不良気味です。 もしイエローバージョンのみで作られていたら厳しい評価をせずにはいられませんでしたが、グリーンバージョンはなかなかの良作でしたので、良い映画と悪い映画のハーフ&ハーフな映画だったとでも考えれば、まあ見れないことはない映画だったかなと。 と言うか、イエローバージョン無しで、グリーンバージョンのみをもっと掘り下げて見たかったような・・・。

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