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恋のロンドン狂騒曲 (2010)

YOU WILL MEET A TALL DARK STRANGER

監督
ウディ・アレン
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  • みたログ 607

3.51 / 評価:239件

必死の表情で訴えるナオミ・ワッツ♡

  • 一人旅 さん
  • 2018年2月12日 4時10分
  • 閲覧数 328
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

ウディ・アレン監督作。

人生の転換期を迎えた男女4人それぞれの恋の行方を描いたコメディ。

ウディ・アレン監督・脚本による群像喜劇の佳作で、物語の舞台は監督の古巣ニューヨークを飛び出しロンドンに移っています。
主な登場人物は4人で、
死の恐怖を覚え若作りに励んだ末に妻を捨ててコールガールと再婚する夫:アルフィ(アンソニー・ホプキンス)
夫アルフィに捨てられたショックで自殺未遂した後、未来を予言する占い師に心酔する妻:ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)
アルフィとヘレナの娘で、勤務先の画廊のオーナーに恋をする人妻:サリー(ナオミ・ワッツ)
絶賛スランプ中の小説家で、向いのアパートに越してきた美女に一目惚れするサリーの夫:ロイ(ジョシュ・ブローリン)
人生の転換期を迎えた高齢夫婦とその娘夫婦、四者四様の新たな恋の顛末を軽妙洒脱な語りで描き出しています。

4人に共通するのは苦悩との直面です。アルフィは“老い”を恐れ始め、ヘレナは“喪失”に悲観し、ロイは“仕事”が鳴かず飛ばずで、サリーは“夫婦生活”に我慢できなくなります。4人はそれぞれの抱える苦悩に対し自分なりの方法で対処しようとします。アルフィは若い妻と再婚することで己の若さを取り戻そうとし、サリーはインチキ臭い占い師に依存することで現実そのものから逃避しようとします。そしてロイは作家として有るまじき行為に及ぶことで窮地を脱しようとし、サリーは画廊のイケメンオーナー(アントニオ・バンデラス)に妄想的な恋心を抱くことで冷え切った夫婦関係から脱却しようともがくのです。本作は苦悩の現実に半ば“幻想”をもって対峙する4人の男女の恋や人生の奮闘を通じて、人という生き物の非論理的で滑稽な生き様を優しく温かな視点で浮かび上がらせています。そして劇中最も妄想に憑りつかれ身内からも呆れられていた人物が、結果的に現実の人生を誰よりも良い方向に転ばせてしまうという皮肉的なオチが最後に効いてきます(「薬(現実)よりも幻想が効く」の成功事例)。

詳細評価

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