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最終目的地
2012年10月6日公開

最終目的地

THE CITY OF YOUR FINAL DESTINATION

1172012年10月6日公開

ごぉ

3.0

ネタバレ真田広之とおホモだち。

監督がいいしキャスティングが魅力的。 「眺めのいい部屋」(1986)を代表とした名作を紡ぎだすジェームズ・アイヴォリー。 言及するまでもない名優アンソニー・ホプキンス。 魅力的な彼女から目が離せない、衝撃だったのは断然「アンチクライスト」(2009)での彼女、シャルロット・ゲンズブール。 「ラスト サムライ」(2003)以降は、ジェームズ・アイヴォリー監督だけでなく、さまざまな監督からお呼びがかかるのは名優の証だろう、国際的なアクターに成長した真田広之。 脇を固めるローラ・リニーやアレクサンドラ・マリア・ララだったり、これだけの人材が勢ぞろいならば、もう期待は最高潮だろう。 「最終目的地」という考えさせられるタイトルも素敵ではないか。 いざ鑑賞してみるとなかなか冗長。 コロンビア大学で教鞭を振るっているという(羨ましい)若い青年オマーは、教職にしがみつくためにもPh.D.の学位をとらなければならない。 とある小説家ユルス・グント(実在しない小説家)の伝記を書きたいのだが、ユルスの遺族たちに「公認」をもらって詳細を描きたい。 手紙での依頼はあっけなく断られて、いよいよ人生どん詰まりかと思えた時に、オマーの彼女ディアドレ(アレクサンドラ・マリア・ララ)がけしかける。 「ユルスの遺族に会いに、ウルグアイまで行きなさいよ」と。 オマーひとりでウルグアイまでひとっ飛び。 南米で暮らしているユルスの遺族たちの不思議な関係。 予備知識なしで鑑賞すると、誰が誰やら、ちょっと人間関係を飲み込むのに時間がかかる。 キャロライン(ローラ・リニー)ユルスの本妻。 アーデン(シャルロット・ゲンズブール)ユルスの愛人。 幼いポーシャ(アンバー・モールマン)ユルスとアーデンの間に生まれた娘。かなりの美少女。 アダム(アンソニー・ホプキンス)ユルスの兄。 ピート(真田広之)アダムの恋人。 上記5人が仲良くというか、特にトラブルもなく、同じ家というか、同じ敷地内に暮らしている。 本妻と愛人は特にケンカもしない。 アダムとピートはいちゃいちゃと仲がいい。 うーん、、、不思議な人間関係。 ポーシャはすぐにオマーを気に入ってすぐになつく。 アダムは「伝記を書いてもいいよ」と気軽に「公認」。 アーデンは迷いながらも、オマーに惹かれていき「公認」。 キャロラインだけが頑なに拒否。 「伝記なんて、とんでもない」 「彼(ユルス)の意思は変えられない」 そういったことを中心に物語は展開する。 説得してみたり、歩み寄ってみたり。 それにしても、 40歳の設定の真田広之と75歳の老人アンソニー・ホプキンスが、おホモだちなのは無理がある。 35歳下の恋人みつけるなんて・・・そんな男女でも、ねぇ~?! いくらアンソニーが魅力的でもさ。 (真田広之の実年齢は52歳ですか?!) オマーは人生のレール(シェイクスピア曰く運命)から外れて、それでハッピーエンドでしょうか? 愛する人と子ども、それで、他は何も要らないのかもしれない。 そう思えたオマー。 都会での華々しい生活を続けるディアドレ。 ウルグアイを捨てたキャロライン。 ウルグアイに残るアーデン。 そして、 いつもピートを追い出そうとしているアダム。 アダムと一緒にいたいピート。 愛し合っているふたり。 それぞれの最終目的地。 GEO rental DVD

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