あらすじ・解説
1874年、イギリス留学を終え、ドイツへと帰国したコンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)。とある名門校へ英語教師として赴任した彼は、授業の一環としてサッカーを教える。サッカーを通して、子どもたちはフェアプレーとスポーツマンシップの精神を学び、それまで抱えていた階級や国籍に対する偏見が少しずつ薄れていった。しかし、帝国主義下にあったドイツでは反英感情が高まっており、イギリスで確立されたサッカーは反社会的なものの象徴であった。地元の有力者やほかの教師たちは、コッホを学校から追い出そうとするが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
作品レビュー(72件)
- hyo********
5.0点
ヘンな邦題だけど中身は一流。 観れば熱くなりコッホ先生を応援したくなる!
- タイムスリップ1.21ジゴワット
3.0点
でも、最初に教えたのはラグビーだっとも言われてる。 ドイツの子供の挙手は机に肘ついて人差し指を立てるとは知らなかった。
- dkf********
3.0点
サッカー観戦(限定)は映画鑑賞と並んで自分にとって生きていく糧なのだが、世界サッカー地図の中心地のひとつのドイツサッカー誕生の裏にこんな話があったとは興味深い。 ドイツ語によるドイツ映画だが、ストーリーは師弟愛、友情、勝利などおよそスポーツ映画に求められるプラス要素をすべて詰め込んだハリウッド的な王道の作り。好意的に見れば安定の感動保証作といえるが、裏を返せばすべてが都合よく行きすぎてあまりにベタ過ぎる印象。そこをどう捉えるかによって評価が変わりそう(自分は後者…)だが、どっちにせよ大きなマイナスの少ない良い映画なのは確かだ。 マルチリンガルの国際派ダニエル・ブリュールはまさに国際派のコッホ先生役に最適。音楽のメインテーマが「蛍の光」というのも実に良い。 wikiによると映画自体は実話を大幅に改訂しているそうで、史実的にはコッホ先生が取り入れようとしたのはサッカーでなく、ラグビーだったとか。そこまでネタバレされるとちょっと興醒めするが、ドイツサッカーを手本にしてきた日本サッカー界にとって、コッホ先生の路線変更に感謝すべきだろう。
- tk********
4.0点
ドイツにサッカーを持ち込んだ英語教師コッホと生徒達の物語。 留学先のイギリスから帰国しドイツ初の英語教師となったコッホ。 彼はドイツ教育(=帝国主義)の「服従」と「規律」からの解放を目指し生徒たちにサッカーを教えます。 実話ベースの作品で特にひねりもなく、想像通りの大団円で終わりますがそれもまた心地よい感じ。 『いまを生きる(Dead Poets Society)』を思い出させる作品でした。 限りになく★5に近い★4です。 この結果イングランドはW杯優勝1回、ドイツは4回・・・なんとも皮肉な結果になってしまいましたが。
- hyd********
5.0点
このような映画に出逢うために 沢山映画を見ている。 ただの青春物ではなく歴史、偏見、政治などの要素がうまく入っている。しかし話しが難しいわけではない。また実話ベースというところもすばらしい。 子供に見せたい映画でもある。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。