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コッホ先生と僕らの革命
2012年9月15日公開

コッホ先生と僕らの革命

DER GANZ GROsE TRAUM/LESSONS OF A DREAM

1142012年9月15日公開

dkf********

3.0

ベタ演出が光るドイツサッカー誕生秘話

サッカー観戦(限定)は映画鑑賞と並んで自分にとって生きていく糧なのだが、世界サッカー地図の中心地のひとつのドイツサッカー誕生の裏にこんな話があったとは興味深い。 ドイツ語によるドイツ映画だが、ストーリーは師弟愛、友情、勝利などおよそスポーツ映画に求められるプラス要素をすべて詰め込んだハリウッド的な王道の作り。好意的に見れば安定の感動保証作といえるが、裏を返せばすべてが都合よく行きすぎてあまりにベタ過ぎる印象。そこをどう捉えるかによって評価が変わりそう(自分は後者…)だが、どっちにせよ大きなマイナスの少ない良い映画なのは確かだ。 マルチリンガルの国際派ダニエル・ブリュールはまさに国際派のコッホ先生役に最適。音楽のメインテーマが「蛍の光」というのも実に良い。 wikiによると映画自体は実話を大幅に改訂しているそうで、史実的にはコッホ先生が取り入れようとしたのはサッカーでなく、ラグビーだったとか。そこまでネタバレされるとちょっと興醒めするが、ドイツサッカーを手本にしてきた日本サッカー界にとって、コッホ先生の路線変更に感謝すべきだろう。

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