あらすじ・解説
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。
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作品レビュー(2,238件)
- yah********
4.0点
原作小説は読んだことがないが、この映画はわかりやすく描かれていたので特に支障は感じなかった。 ミュージカルは苦手なので、登場人物がセリフをすべてミュージカルとして歌い上げるスタイルに戸惑い、慣れるのに40分ほど要した。しかし、慣れてしまえばもう気にならなくなった。 ストーリーは、かなり独創的な話に感じた。他の小説や童話、神話などに影響を受けたように感じる部分がほとんどないように感じる(単に自分の勉強不足かもしれないが)。単に独創的なだけでなく、起伏と緊張感のあるストーリーで話自体もおもしろかった。 音楽は、素晴らしいの一言。 後半の革命を描いたシーンは、街のほんの一区画のみを舞台に描かれていたので、映像的にこじんまりしすぎていたのは残念。 ジャンバルジャンがマリウスに自身の素性を明かしたあと、それをコゼットに告げないように頼んで去ろうとしたとき、マリウスが言った「行かないでくれ」「彼女に告げようがない」というセリフには、そりゃそうだわなと思わず笑ってしまった。
- ech********
3.0点
内容知らない人はWIKIのあらすじと登場人物の背景を読んでから観るべきでしょう。 何と言っても世界文学史に輝く大長編ですので、各人の出自や伏線は省略してますから。 裏返せば、話は当然知っている人向けにエンタメサイドに特化して楽しむ前提です。 セリフを歌う古典的なミュージカルなので、ひたすらミュージカルであってドラマチックやサスペンスは希薄ですが、この手のエンタメ作品は豪華さと格調高さだけでいいんでしょうね。 換言すればミュージカル嫌いな人は見ない方がいいです。
- hik********
2.0点
当時は日本でもレミゼブームという流行まで起こっていた。 かく言う私も劇場で鑑賞したが、確かに悪くはなかった。だが、そこまで絶賛するほどのものだろうかとも思った。 確かにヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイの演技は圧巻だった。 ジャックマンの、序盤の断崖での、贖罪と新たな人生の旅立ちを胸に秘めた魂の熱唱には震えた。 あのシーンだけでも、オスカー候補になったのが頷ける。 ジャックマンのオスカーは逃したものの、ハサウェイは見事、オスカー受賞。 髪も、歯も、身体までも犠牲にした薄幸女性を体当たりで熱演していた。 何といっても、絶望の淵に追いやられた時の、「夢やぶれて」の熱唱。あれは必見中の必見である。 160分、歌いっぱなしのキャストの熱演、熱唱は確かに圧倒された。 しかしネガティブな点を述べると、さすがに160分は長すぎる。 後半は、ただただ「早く終わらないかなあ」の一心で見ていた。 フランス革命のシーンも肝心の主人公のバルジャンが関わっていないせいで、浮いてしまっている。 ブームが起きるほどの魅力はとてもじゃないが感じられなかった。
- soc********
2.0点
夢やぶれてと民衆の歌はよかった。 ストーリーは内容薄いし退屈。キャストは豪華。 ミュージカルとしては素晴らしいのかもしれんが映画としてはイマイチ。
- iup********
2.0点
ミュージカル映画は別に嫌いじゃないけど、セリフが全て歌になっているパターンのミュージカル映画は今回が初。うん、苦手だ笑 ラストシーンは普通に感動した。 が、ラストシーン以外はもうただ時間が早く過ぎるのを待ってた。 号泣した人も多いようだけどそんなに号泣要素あったかな?友人から泣くって聞いてすこし期待してたのにちょっとガッカリ。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ゴールデン・グローブ第70回
アカデミー賞第85回