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レ・ミゼラブル (2012)

LES MISERABLES

監督
トム・フーパー
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  • みたログ 9,726

4.15 / 評価:6557件

目に見えぬ温かな連鎖

  • うさ猫 さん
  • 2013年2月20日 21時38分
  • 閲覧数 1197
  • 役立ち度 132
    • 総合評価
    • ★★★★★

やっと、やっと、鑑賞することができた。
ミュージカル版として映画化されると知り、キャストを知った時から、
待ちきれなかったのに、なかなか観に行けずにいた本作。
本当に、劇場公開が終わるまでに観ることができてよかった。

『レ・ミゼラブル』は、以前にリーアム・ニーソン主演のものを鑑賞済み。
1998年の作品なので、15年前!?
コゼット役のクレア・デインズが注目されていた頃が懐かしい。
自分とそれほど歳の変わらない彼女がとても綺麗で知的な印象だったのを覚えている。

さて、今回は、大好きなヒュー・ジャックマンにアン・ハサウェイ。
しかも、ラッセル・クロウに、大注目のアマンダ・セイフライド。
それに、ミュージカル映画にはおなじみのヘレナ・ボナム=カーター!!
もうこのキャスティングだけでも大満足。

ストーリーはおなじみなので、いまさら言うまでもないが、
改めて人の温かさと、その温かさが、目に見えぬ形で誰かに影響を及ぼしている
不思議な連鎖を通して、生きていくってどういうことなのかと考えさせられた。

『脳男』を鑑賞したばかりなので、余計にこの作品で心洗われたというか、
やっぱり人が変われる可能性を信じたいという思いと、
それを信じていいんだという安心感で、心がスッと浄化されたような気分になった。

誰かに救いの手を差し伸べること。
それは、ほんの些細なことかもしれないが、そのことが大きな影響を与えて、
またあらたに誰かの救いになったり、自分の救いになっていく。

銀食器を盗んだことを許すこと、
重荷の下敷きになっている人を救うこと、
救えなかった女性の代わりにその娘を育てること、
自分の人生を狂わせた憎い相手を殺さずに生かすこと。
その時々の行動だけに、意味があるわけではなく、
目に見えない温かな何かがそこにはあり、互いの心に浸透していき、
やがて、どこかでその温かさがつながっていくんだと思う。

そういう、人間の本質として、昨今忘れ去られているような、
温かい何かが、これほどまでに、人を感動させるのではないだろうか。

いくつもの場面で涙したけれど、自分でも驚いたのは、
一番心にグッと来たのは、ジャベール警部が、
命を落とした革命家の幼い子供の胸の上に、自分の勲章をそっと置くシーン。

あの、ジャベール警部が!?という驚きと、そう行動させる感情の変化が
彼にあったことへの安堵の二つの気持ちが入り混じって、感動してしまった。

ヒュー・ジャックマン目当てだったけど、
ラッセル・クロウにもやっぱり惹かれてしまっていた。
大好きな『グラディエーター』も同じく、めちゃくちゃ男性らしいのに、
どこか困った子犬のようなあの顔が、なんとも心をくすぐられる(笑)
女性陣もみんな力強くて素敵だった。
宿屋の奥さんを演じたヘレナは、完全に私の中では、『スウィーニー・トッド』の
パイを作っているあの役とダブっていた…と思ったら、それもそのはず。
宿屋の旦那も『スウィーニー・トッド』に出ていた理髪師だったのか~!!
ナイスコンビでした。


コゼット役の子役の子がと~っても可愛かった♪ 
で、成長したらアマンダちゃん。
あれでは、パパは子離れできないなぁ~(笑)

できれば劇場上映が終わる前に、もう一度鑑賞できればいいなと思う。

観終わった後、必ず温かい気持ちになって、誰かに優しくしようと
思える、そんな作品だと私は思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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