ペイド・バック
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4.0点
…あらすじは、解説のとおり。 イスラエルの秘密諜報員の3人(男2人・女1人)が、ナチスの戦犯ヴォーゲルを裁判にかけるために誘拐してその作戦は成功するものの、30年後にその意外な事実が暴かれてゆくというストーリー。 終盤まで、手に汗を握るスリル感を堪能出来た。 主演のレイチェルを演じた二人(現在のヘレン・ミレンと過去のジェシカ・チャステイン)の演技は勿論見事だったが、一見温厚な産婦人科医のヴォーゲルの囚われてからの本性丸出しの怪演には鳥肌がたった。 悪役が鮮烈に脳裡に残る、見応えのあるサスペンスに仕上がっている。 なお、余談だが、若い頃のレイチェルの自宅パーティーで、ザ・ゾンビーズの「She is not there」が流れていたのが、何とも懐かしかった。
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