あらすじ・解説
半世紀以上も振付師としてパリ・オペラ座を支え、ロマンティック・バレエの復活に尽力したピエール・ラコットと、パリ・オペラ座の元エトワールで引退後も後進の指導にあたるギレーヌ・テスマー夫妻。世界にその名をとどろかすバレエ団パリ・オペラ座と共に歩んできた二人の軌跡と踊ることへの情熱を、「ラ・シルフィード」「椿姫」など傑作バレエの貴重な映像を交えてつづる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- いやよセブン
3.0点
私は知らなかったが、バレエ界では有名なパリのピエール・ラコットとギレーヌ・テスマー夫妻の足跡をバレエシーンで綴る。 群舞も素晴らしいが、男女の対抗戦のようなソロのシーンは迫力がある。 名前を知っていたのはルドルフ・ヌレエフただ一人、バレエを伝統芸術として続けていくのは、大変な苦労であることはうかがい知れる。
- apr********
4.0点
各々が、その出会いは運命的だったと語る、ピエールと ギレーヌ。互いを尊重し、高め合い、愛し合ってきたこと が、画面から伝わってくる。こんな夫婦も居るんだな、 可能なんだな、と思った。 豪華なダンサーたちの映像と伝説の名シーンの数々、 美しいパリ・オペラ座ガルニエ宮、ちらりと映るシャガール の天井画も目の保養。 羨ましいほどの優雅な老後。 でもそれは、多くの努力のたまもの。 先人よりバレエを受け継ぎ、次代へ受け継いでゆく。 バレエというものの大きさを見た気がする。
スタッフ・キャスト
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