見ごたえあるけど悲惨すぎる内容
- みなみ さん
- 2012年11月17日 10時00分
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- 総合評価
日本人女優・蒼井そらがヒロインを務める香港映画。
見ごたえのある良作だと思うのですが、内容が悲惨すぎてちょっと辛かったです。
凄惨な妊婦殺人事件から始まるこの映画。
飲茶の屋台のお兄ちゃんと知的障害のある女子高生のほほえましい恋が、なぜか悪い方、悪い方へと進んでいく。
マジメに生きている人が、なんでこんな目に合わなきゃいけないの??
吐き気がするほどひどくて、文字にするのも嫌な位、卑劣な警察の行為。
香港の警察では、やりかねないことなのか?日本ではこんなことはないだろうけど、身内の犯罪を隠すのはありそうだ。
復讐を誓う主人公の気持ちはわかる。復讐はよくないことだから警察に任せるべきだけど、復讐相手が警察なのだから、どうしようもない…
一番悪い奴はあきれるほど極悪人。でもこいつに復讐したところでまた復讐の連鎖が起こるのだ。
今度は相手の関係者が…新興宗教の少年たちによるそのシーンはかなり衝撃的。
ラストの映像にはほっとした。結局、彼は復讐には行かなかったんだと信じたい…
(「復仇者之死」というタイトルを見ると、行ったってことなのかなあ)
結局、「復讐はよくない」ということだろうか…
悪い奴には必ず天罰が下ればいいのに、現実を見ると長生きしてることが多い気がする。
やりきれない。神はいないのか…
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