2012年10月27日公開

危険なメソッド

A DANGEROUS METHOD

PG12992012年10月27日公開
危険なメソッド
3.1

/ 268

10%
24%
40%
21%
6%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(82件)


  • ステレオ

    5.0

    ネタバレユング理論は危険なメソッド

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • タイムスリップ1.21ジゴワット

    2.0

    フライトとユングの性にまつわる夢論争

    2人の違いは分かったけど、この先何の役にも立たないかも。 「正気の医師には精神患者は治療できない」なんて、マイケル・ファスベンダーのユングにサラッと言われちゃうけどお医者様の先生本当ですか?

  • tak

    3.0

    堕ちていく男

    デビッド・クローネンバーグ監督作なのに毒がない。そりゃ、精神分析医と患者が愛人関係になるお話と聞けば、スキャンダラスな響きはある。おしりペンペンされて興奮する彼女を抱きしめてしまうユング先生。確かに淫らな場面ではあるのだが、ユング先生が関係に溺れていくこともなく、己を抑え込む姿がかえって痛々しい。さらに師匠フロイト先生とも、考え方の違いで対立してしまうからなおさら。一般にも受け入れられる線に落ち着いた印象。 代表作のようなビジュアルのおどろおどろしさを求める気はないけれど、この内容ならクローネンバーグ監督でなくてもよかったのではと思えてしまう。それでもこの映画のユングは、クローネンバーグ映画に共通する何かに"堕ちていく男"の系譜とは言えるかな。 マイケル・ファスベンダーは、僕にとっては「プロメテウス」を筆頭に冷徹なイメージが強い。なので、この映画で演ずる、考えて悩んでだんだんと病んでいくユング役はとても人間的に見えた。キーラ・ナイトレイは、患者としてユングの元に連れてこられるヒロインが、ユングとの対話を通じて自分を見つめることで落ち着きを取り戻していく様子を、歪んだ表情やひきつった動きでこれ以上あろうかという熱演をみせる。元患者の精神科医としてユングの信頼を得るラストに向かって、だんだん印象が変わっていく。この演技には圧倒される。

  • has********

    5.0

    ネタバレ医学的見地は映画に求めない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • とみいじょん

    2.0

    薄っぺらいゴシップ映画

    心理学の巨星・フロイトとユングを描く映画。   ユングは、フロイトと別れてから、自身も精神疾患を患ったと言われるほどの心の危機を乗り越えて、ユング心理学(臨床心理士・故河合隼雄先生が学んだ心理学)を打ち立てた。「ユングはオカルト趣味に走った」みたいなことを言われているが、世界各地の民間伝承・神話が、いろいろな患者の話に出てくることに興味を持って、フロイトが提唱した”無意識”をさらに拡大して”集合的無意識”を提唱した。”曼荼羅”にも興味を持って、取り入れている。   心理療法で、転移・逆転移の取り扱いはとても難しく、心理療法の成功・失敗を左右するものであり、倫理の一つとして戒められている性的接触や二重関係(治療関係を持つと同時に恋人同士等の関係を二重に持つこと)にも関わる要件であり(現在では資格はく奪もありえる身の破滅)、心理療法を学ぶ時にスーパーヴィジョンを受けながらの訓練が必要になっている要点でもある。 (ちなみに、心理療法後に夫婦になって、後に離婚した、著名な精神分析家はフリーダ・フロム・ライヒマンさんとエーリヒ・フロム氏。他にも性的関係をもった人はいる。心理療法草創期の出来事)  自分の話に興味を持って、全身全霊で話を聞いてくれたら…。そんな相手に好ましい感情を持って…って、ある意味、ごく自然の成り行き。しかも、そこに”転移・逆転移”という、過去・今の満たされない人間関係が投影されて…。そんな気持ちを心理療法的に扱うのが肝なんだけれど、一歩間違えれば…。渦中に入っちゃうと、客観的に状況みられなくなっちゃうし、客観を貫くと、治療に必要な化学反応は起こらない。  なんて知識から、フロイト、ユング、ザビーナの心理的ダイナミックを期待して鑑賞したのだが…。 なんだこりゃ。  出だしこそ、キーラさんの好演もあって、ワクワクドキドキの始まり。ザビーネと対照的なエマの描き方もあり、暮らし等での人間にとって大切な安らぎを与えてくれるエマと、知的好奇心を分かち合い、高め合うことができるザビーネの二人を必要とし、その間で葛藤するユングとなるのかと思ったら、肩透かし。  フロイトとのやり取りも、映画の粗筋紹介だとザビーネを巡る三角関係みたいな書き方をしているけれど、理論支持とかの面では取り合いあったかもしれないけれど、フロイトがザビーネに”恋”するのかは疑問。だって、フロイトはその粘着気質もあってフロイト夫人への執着すごかったから。 お話療法は、フロイトの共同治療者であるヨーゼフ・ブロイアーの発案。ところが、ブロイアーの患者が「ブロイアーの子を妊娠した」という妄想にとりつかれ、ブロイラーは恐れをなして撤退。でもフロイトはそれ以後も改良・研究を続ける。元々、裕福な商人の息子として産まれたフロイトだけれど、神経心理学者として才能もあったけれどユダヤ人だったので大学に残れず、仕方なく開業医をしていた。そんなこともあって、業績を認められることへの執着が凄かった。 対してユングは、牧師の息子として産まれ、当時も今も著名な医師オイゲン・ブロイラーの元でチューリッヒ大学の助手を務め、将来を嘱望されていた人(フロイトが望んでも得られなかった職)。だから、師ブロイラーがユングをフロイトの許へ派遣し、ユングが自分の研究に興味を示しているという事が、フロイトの業績を世に認めさせる近道としても、自尊心的にも重要だった(ユングを息子とすることで、ユングの就いている憧れの職にフロイトは同一化できたという側面もあったのだろう)。 そんなふうに、フロイトはユングを大切にし、ザビーネからも影響を受け、自説をどんどん発展させていったけれど、フロイトの元には他にもたくさん集まっていたし、蜜月状態だったのはユングだけじゃない。 オットー・グロス(=オットー・ラング)も、最後はとんでもない説を唱え世間からそっぽ向かれたけれど、一時は時代の寵児となり、今につながる重要な論文を残している。 他には、映画には出てこないけれど、今のドライカースにつながるアドルフ・アドラーやフレンツィ、フロイトの末娘など。他にもサロンを訪れた著名人は枚挙にいとまなく、ナチス侵攻に当たっては、著名人のつてでイギリスに亡命できている。 という風に、フロイト側にはたくさんの人がいるけれど、 ユングをとりまく人々もたくさんいたはずなのに、 (ユングの理論構築に関与した患者はザビーネだけじゃない) なんで、ユングは、フロイトと決別した時に、心の危機に陥るほどとなったんだろう? そこらへんの心の機微が描かれるのかと思っていた。 ふう。 それでも、役者の演技は”らしく”見せてくれたし、 フロイトの家、ユングの家や病院等、 文献を読んでいるだけではわからない空間の様式美が見られたのは収穫でした。

  • swi********

    2.0

    面白くない

    心理学を少しはかじっているが、面白くない 伝記的映画として見るのか官能映画として見るのか 作りがイマイチ浅い気がする

  • skb********

    3.0

    話が高尚過ぎて疲れる

    話が高尚です。 セリフは詩的でかつ難解な心理学用語が出てくる。 大きな目立った設定や展開がない。 事から万人向けとは言えないだろう。

  • fg9********

    3.0

    キーラ・ナイトレイの怪演を愉しむべし!

     …あらすじは解説のとおり、と書く以上のものはない。  キーラ・ナイトレイの下顎モロ突出しの怪演。  お尻ペンペンされてのヨガリ節。  ピンクの微乳を愉しむべし!

  • kih********

    5.0

    本当に『危険』で悩ましい人間の関わり

     “リビドー” って言葉を久しぶりに耳にした。フロイトもユングも懐かしい。若い頃、それなりに生かじった。全共闘が学園封鎖をしていた頃のことだ。  今では、フロイトもユングも(私の中では)過去の人になったかの感がある。しかし、この映画のタイトル『危険なメソッドA Dangerous Method』については現代の深刻な課題だ。益々、危険で悩ましい問題といえる。  例えばその精神神経科における、医師と患者の関係。ラポート(信頼関係)が前提とか必須とか言われる。その通りではあるが、どこまで、あるいはどのように可能であるか、それは医師のキャパと患者のニーズで決まることで、一律ではない。危険なのは、うっかりすると“ミイラ取りがミイラに”ということだ。いや、うっかりではなくて、真摯になればなるほどということだ。  例えば、民生委員と生活弱者の関係。どこまで入り込んで相談にのるか、救援するか。良心的であればあるほど身動きがとれなくなる。一緒に沈没ということもあり得る。  例えば、お役所の窓口と市民。「決まりですから」と決まり文句で突き放してばかりでは信頼関係はない。だからといって、親身になって対応していたら身を崩すことにもなり兼ねない。  例えば、学校の先生と生徒の関係。例えば“命の電話”の相談員と相談者。その他にいくらでも例がある。ユングがいう、「友」の関係。成程そうだが、そうは言っても……、という『危険なメソッド』、「悩ましい関係」を、彼は身をもって事例化してくれた。今もなお、『危険な』「悩ましい」ままだ。

  • pai********

    3.0

    キーラナイトレイの顔、、

    キーラナイトレイの顔が強烈すぎて、、その印象だけが残ってしまいます。 あの顔を見て、浮気出来るのってスゴイ… また、奥さん役のサラガドンが若くて綺麗過ぎるから、それであの相手と浮気する⁈と思ってしまいます。 この映画、キーラナイトレイ演じるザビーナをメインに描かれてるので、顔はさておき、、キーラナイトレイの印象が強いです。 マイケルファスペンダーもヴィゴモーテンセンもスゴくいい感じだったので、もう少しフロイトとユングの関係を丁寧に描いて欲しかったです。 特にヴィゴはすごく良かったです。 キーラナイトレイの強烈な顔に興味のある方にオススメです。

  • スーザン

    2.0

    どこに焦点を当てて観れば良いのか。

    フロイトとユング、そして患者であり愛人、妻、精神分析的メロドラマとして観るのか。 それとも談話療法や夢分析、両者の精神分析的会話とやり取りを楽しむのか。 シークエンス毎は面白かったが、全体にはさっぱり盛り上がらなかった。

  • ☆希望の星☆

    3.0

    フロイトとユング

    俳優の顔ぶれに驚き 好奇心から観た なんだ これはあのフロイトとユングか! どんな人間だったのかとか 2人の関係性など考えたこともなかった フロイトとユング この2人の関係は心理学的な知識があれば より面白かったかもしれない がクレージーな人々のお芝居として楽しめた 観ていくうちユングもただの男 談話療法ねえ 患者と浮気ですか 俳優たちがこんな難しい役に挑戦したことに感服

  • ねことら

    5.0

    ネタバレ精神分析的視点が必要 ユング好きなら

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • her********

    3.0

    ネタバレ歴史物ラブストーリー…?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • sss

    2.0

    2013/10/11

    0点。ほとんど早回し。

  • bom********

    2.0

    期待は大きかった、が・・・・

    なんら盛り上がる事なく、淡々とジ・エンド。 こんな手ごたえのない作品であったとは・・・。 舞台劇の映画化だったと後に知り、さもありなんと 納得。 ヒステリー気味のユダヤ系ロシア婦人を演じた、 キーラ・ナイトレイの熱演、と云われているが、 それもほんの冒頭だけ。何をどう治療して、彼女 が快方に向かったのか、たいして描かれていない。 フロイトとユング、師匠と弟子の間の静かな葛藤が 垣間見えるが、本当に静かすぎて(笑)極めて希薄 な印象。 ユダヤ人というキー・ポイントが根底にあるようにも 感じられたが、これもさほど突っ込んで描いているわけ ではない。 行間を読む、という作業が必要な類の作品なのか? う~ん、そうとも言い切れない・・・ 感想:曖昧な印象しか残らない作品。 ポジティブな感想もなくはない。 マイケル・ファスベンダーの存在感。 黙って立っているだけでも、気品に満ちた静謐な佇まい を見せてくれる。彼がいるだけで、作品の上質感が上がる ように思える。 幾多の監督から、出演オファーが殺到している理由がわかる 気がした。

  • shi********

    4.0

    背徳と劣情と確執と愛憎のスケベ人間ドラマ

    精神心理学の二大巨頭・フロイトとユング。 この2人の確執と、1人の女性をめぐる愛憎の物語。 20世紀初頭、ユング(マイケル・ファスベンダー)のもとに精神を患った美しい女性 ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)が運び込まれる。 学が高く、医学を志望していた彼女だが、幼い頃に受けた父親の折檻に大きな影響を受けていた。 そしてその折檻で彼女が得ていたのは快楽だった・・・。 地位も名声もある心理学者でも、これほど美しい女性が被虐性愛者、つまりドMとなれば劣情をそそられずにはいられない。 彼女は患者という立場ながらユングの仕事を手伝い、またユングは妻も子もありながらも彼女との行為に溺れていく。 フロイトはユングより19歳年上で、ユングは彼を師として仰ぐところはあるのだが、裏では批判もする。 このフロイトがユングに患者として紹介するのが、心理学者でもある男・オットー(ヴァンサン・カッセル)。 ミイラ取りがミイラになったような存在にも思えるが、この男は欲望に忠実。 トホホなほど忠実でおもしろい。 だがこの男の存在がユングの感性を乱し、不道徳な道を示したとも思える。 数年にわたる彼らの姿を描いており、いきなり場面が飛ぶようなところもあり少々戸惑いもしたが、全編緊張感がみなぎり、見応えある作品である。 功名心、劣情、背徳、罪悪感、嫉妬。 名声の裏に潜む歪んだ感情がじわじわとにじみ出る。 ユングを演じたマイケル・ファスベンダーが見事。 こういういわゆる「むっつりスケベ」な役はハマり役。 フロイトは何でもやたらと性的なことに結び付ける「インテリスケベ」、オットーはほとんどビョーキな「オープンスケベ」、と男性陣はみなさんスケベ。 そこにドM美女が現れれば化学反応は必至。 また、フロイトのユングの師弟関係もやがては決別へと向かうのだが、この時の手紙のやり取りがおもしろい。 そんな彼らの様子を興味津々で拝見したわけだが、このように観る側の心理も「スケベ心」というわけだ。 演技陣の好演も素晴らしいが、かつてのホラーメーカー、デビッド・クローネンバーグの演出も見事。 ここ数年はかつてとはまるで違う作風の作品を連発し、どれも成功しているのだから恐れ入るしかない。 堅苦しい文芸モノのようなイメージもあったが、それを崩さずして物語に引き込む手腕は見事。 それぞれの揺れる心理にこちらも揺られ、いい意味でグッタリとくる作品である。 余談だが、この日は本作直後に「終の信託」、その直後に「アルゴ」と、どれもいい意味でグッタリくる見応え絶大な3本を連続鑑賞。 グッタリ3連発にはさすがに疲れたが、これぞ映画バカには至福。 大満足の一日だった。

  • sir********

    5.0

    ネタバレダメ人間ユングの妻の純粋そうに見える凄さ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • the********

    2.0

    どうしたクローネン?

    クローネンファンとしてはガッカリ どうしたんだ? 彼の独特な世界感が好きだったのに・・・ 作品順は逆ですが「コズモポリス」も酷かった それ以上にこの作品見るべきところが一切無い・・・ 「イーサン・プロミス」でいい味出してたヴィゴ・モーテンセン残念 クローネンファンはやめませんので、次回作期待します。

  • a_h********

    4.0

    フロイトとユングの知識必須

    映像や音楽に品位が感じられるし、ドラマとしても悪くない。 ただしそれはフロイトとユングについて一定の知識をもっていればこそ楽しめるものだと思う。 彼らについて精神分析とか学問的なことだけでなく、人柄や生活のレベルなんかもけっこうポイントになる。 そういうことを勉強した人であれば、『あーフロイト』『あーなるほどユング』という描写がけっこうあり、ひとつひとつの会話やシーンがたのしめる。 らしい。ぼくは解説をしてもらいながら観たのでなんとかわかったし、転移の過程や友情の崩壊がゆっくりゆっくりと描かれるのはリアリティーがあったと思う。 偉い先生方の人間ドラマをそれなりにたのしめた。 でもこれを解説なしでたのしめるひとがどれくらいいるだろうか。 そういうふうに考えると、ひとには『映画』としてはすすめないし、『映画』としての完成度は微妙かもしれないな、とは思う。

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