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ペンギン夫婦の作りかた (2012)

監督
平林克理
  • みたいムービー 50
  • みたログ 208

3.11 / 評価:96件

ラー油の話じゃなくて、夫婦愛の話だな

  • ハイダウェイ さん
  • 2012年10月22日 7時16分
  • 閲覧数 272
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

めぼしい有名ドコって小池栄子しか出てない!?
でも、小池が主演かぁ~~、ちょっと観てみたいな・・・
と思わせてくれるようになるとは、小池栄子もすっかりイイ女優になったもんだ。
そう思いつつも、スクリーンの中の彼女を観ては、相変わらず胸がデケーな・・・とも思ってしまうのだけど(笑)
でも、グラビアアイドルっぽさはなく、女優でした。綺麗になった気もするし。



あともう一つ観たいと思わせてくれたのが、舞台が沖縄の石垣島だということだ。
沖縄の、しかも離島が舞台だと、それだけでアドバンテージがある気がするんだよねぇ~~

この作品でもそのアドバンテージを意識して、沖縄らしいゆったりとした演出や間の取り方をしていた。
この普通だと不安を感じてしまうような長さの間も、沖縄の空気に包まれると心地良く見えるのが本当に不思議だ。



主人公の夫婦、歩美とギョウコウもその空気に包まれて、優しい素敵な夫婦に見える。
この作品は、ある事がきっかけに石垣島を訪れ、すっかりその魅力にハマり移住してしまった夫婦の話だ。
ここまでだと、何となく沖縄に移住する本土の連中なんてかなりいるのだろう。
作品でも“腰かけ”とか“軽い気持ち”だとかで揶揄している。

でも、この夫婦は、地元石垣島の素材だけで作った“石垣島ラー油”を作り、それがあの“食べるラー油”の火つけになった!というのが、この作品の大きなプロットであり、σ(・ω・。)も“食べるラー油”を作った夫婦の話なんだと思っていた。



確かに、作品の中でラー油は大切な素材だ。
だけど、それはほんの一部でしかなく、ラー油の話ではなく、純粋な夫婦愛の話だったんだねぇ~~
宣伝で、ラー油を前に出し過ぎなんじゃないか??

歩美の旦那が中国人というのがミソで、結婚はとっくにしているものの、ある時、夫ギョウコウが帰化、日本国籍を取ると言い出し、法務局の帰化審査を受けるところから始まる。



最近は国際結婚ってすごく多くなってきてるけど、あんまり細かい事って知らなかったなぁ。
アメリカのグリーンカードみたいに、日本人と結婚すればすぐに日本国籍が貰えるんかと思ってた。
じゃないと、夫婦で名字も別?名字って好きに選べる??
この辺は、目からウロコだったなぁ~~
特に、好きな名字を付けれるってところが!
そして、これがこの作品の最も大事なところだ。

帰化するための面接で、偽装結婚を防ぐために本当の夫婦か、本当にお互いの事をよく知っているか、という観点の質問をされるというのは聞いたことがある。
この作品では、2人の出会いから、石垣への移住と、夫婦の歴史を面接の中で回想として描く。
その手法は悪くないと思うのだけど、ラー油にたどり着くまでの茶番劇が、ユーモラスなんだけどちょっとウゼェ^^;
さっきも言ったように、ラー油のエピソードがメインじゃないから、その話自体は大した盛り上がりもなく、中盤はなんとなくダラダラとした印象を受けてしまった。

だけど、終盤にかけて作品の主旨がラー油じゃなく夫婦愛なんだと気づいてからは、いい作品に見えたなぁ~~!
ラー油の時みたいな、くだらないユーモアじゃなくて、冒頭の歩美が“ペンギン”を幸せそうに見るシーンがこんな風に生きてくるとはまったく想像できなかった!
つーか、歩美がペンギン好きっての、すっかり忘れてたし!
いやぁ~~、これって実話らしいんだけど、それだけに思いきった決断をしたよなぁ~~
絶対にみなさん、自分だったら無理!!って思うハズ!!(笑)
ただ好きだから、という理由だと、全力でツッコみたくなるんだけど、その理由は本当に素敵でした。
夫婦はこうありたいものですねぇ~~^^

もう1つこの作品の魅力は、料理でしょっ!
序盤のおばあの食堂のから始まり、ギョウコウが作る中華とか、本当にどれもスゲーうまそう!!
これまた小池とギョウコウの食べっぷりがいいんだぁ~~
これ、絶対に役得だったよね!?



エンドロールに“ぺんぎん食堂”や、料理指南も“ぺんぎん”ってあったから、きっと作品では描き切れてない続きとして、食堂を開いたエピソードがあるんだよね?
観ててめちゃめちゃ腹減ったぁぁ~~
帰りにガッツリ味噌カツ定食を食ってやってぜぇ(ゝω・)b

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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