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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q (2012)

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2.90 / 評価:4117件

希望は潰え、物語はQ展開する

  • キットカット さん
  • 2012年11月17日 11時04分
  • 閲覧数 6924
  • 役立ち度 283
    • 総合評価
    • ★★★★★

上映終了と同時に拍手喝采。
今まで幾度も劇場には足を運びましたが、
こんな体験は生まれて初めてです。


とはいえ、ここでの評価は荒れ狂うことでしょう。
一ヵ月後に三点代を維持できていたら、
全裸で道頓堀にダイブしてもかまいません。


しかし、これでいいのだと思います。
これはいわば、一種の"削ぎ落とし"でもあるのでしょう。


"序"や"破"のような、
ハリウッド大作の如く娯楽性を求める方には、
完結を前に回れ右してもらうと、そういうことでしょう。


因みに僕は、大絶賛派です。


さて、ぶっちゃけ何を書いてもネタバレになります。
可能な限り抽象的な表現を使用しますが、
それでも人によってはネタバレと感じるかもしれません。


「ふざけんなこの野郎!」という具合に、
液晶画面を破壊する恐れのある方は、
一切のレビューを読まないほうがいいです。


そんなわけで本作。
Qということで、物語は急展開します。


意識を回復するシンジ。
しかし、以前までとは"何か"が違う。
自分の知っている世界ではない。


全編にわたってシンジの主観で進行するため、
おそらくは彼が感じているだろう当惑が、
ダイレクトに見ている側へと伝わっていきます。


この人たちは誰?
トウジや学校の皆は?
レイはどこ?
どうして皆、そんな冷たい目でシンジを見るの?


そして――


シンジに明かされる衝撃の真実。


ガフの扉。
サードインパクト。
リリン。
第一の使徒。


様々なワードが複雑に絡み合い、
希望は潰え、物語は確信へと突き進む――


若干14歳の少年には、
あまりに圧倒的に絶望的な真実を突きつけられ、
少年の脆弱精神は崩壊していく。


そこに舞い降りた一人の希望こそ、
みんな大好き僕らのおホモ達、渚カヲル君。


これまた具体的には書けませんが、
彼と触れ合うことによって
徐々にシンジ君が光を取り戻していく様は、
実に見ていて心地のよいものがありました。


誰も信用できない殺伐とした空気の中で、
カヲル君だけは、観客にとってもシンジ君にとっても、
唯一信頼するに値する人物となっています。


そしてクライマックス。


あまりに凄絶な展開。


最早これは、部分的な描写すらできない。
是非とも、劇場でお確かめください。


作画に関しては素晴らしいの一言。
娯楽度は前作のほうが上ですが、
アクションの迫力はシリーズ№1.


マイケルベイかかってこいや。
ローランドエメリッヒはちょっと勘弁。
そう云わんばかりの大迫力の映像に鳥肌!


見たこともないような映像の数々に、
ポップコーンを食べることすらできませんでした。
(元々買ってないけど)


そして物語は――


『シン劇場版 ヱヴァンゲリヲン』へ。


因みに誤字ではありません。

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