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東京家族 (2012)

監督
山田洋次
  • みたいムービー 304
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3.39 / 評価:1131件

1カットずつの撮影

  • たーちゃん さん
  • 2021年4月8日 22時04分
  • 閲覧数 398
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

実は「家族はつらいよ」のシリーズ3作品を見てから、この作品に気づき鑑賞しました。

出演者は橋爪功さん、吉行和子さんとみなさん同じような関係性(親子だったり夫婦だったり)で出演しております。
ですがキャラクター設定が変わると、ここまで違うものなんですね。
役が違うから当たり前ですが、俳優陣の演技力の達者さを感じました。

作品は小津安二郎監督の「東京物語」のオマージュという事で、演技もマルチカメラでの撮影ではなく、1カットずつの切り替えしでの演技だと思う箇所が何か所もありました。自然の流れとしては不自然なのですが、画面の絵作りという意味では構図がしっかりしていて、昔の映画的な雰囲気がありました。これをやると役者の上手さが分かります。

ストーリー的には老夫婦が田舎から出てきて、東京に住んでいる子供たちを訪ねてくるのですが、子供たちにもそれぞれの生活があって、どこか邪険な扱いを受けてしまうストーリーです。一番頼りにしていなかった、末っ子が一番親思いだったという「リア王」にも通じるものです。妻夫木さんも蒼井さんも良いのですが、やはり「家族はつらいよ」の時のキャラの方が合っていたと思いますし、橋爪さんお父さん、長男の西村さんも今回のキャラより「家族はつらいよ」の時のキャラクターの方が合っていました。
おそらく、山田監督。
会社の企画で小津監督のオマージュ作品を作った時に、堪らなかったんでしょうね。
笑いを入れたいと。

今回の映画はいつもの山田監督らしさが感じられませんでした。これだけの役者使って、笑わない映画で「もったいないなぁ」と思ったんでょうね。
こんないい役者たちに喜劇をやらせられない、矛盾を感じたのではないでしょうか。
なので「家族はつらいよ」で思い切り、笑わせたいと思ったのではないでしょうか。

橋爪さんは笠智衆ではありません。
「家族はつらいよ」のお父さんの時みたいに、年齢よりも活動的で、スケベで、癇癪持ちのキャラクターが似合います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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