あらすじ・解説
もともとマジシャンだったジョルジュ・メリエスは、リュミエール兄弟が発明した映画初の観客の一人となる。その新しい技術に夢中になった彼は、世界初の職業映画監督になることを決意。やがて苦労の末、1902年にストーリーテリングの要素を盛り込んだ革新的なSF映画『月世界旅行』という作品を発表。また、本作にはSF作品の世界観が表現されており、後に登場するSF映画の基礎となっている。
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作品レビュー(15件)
- a24********
5.0点
出演している映画人たちのメリエスに対する敬慕の念が伝わってくるのと同時に、映画の歴史もわずかながら知ることができ、見て良かったと思える作品である。 欲を言えば、メリエスの存在を再び知らせるきっかけとなった『ヒューゴの不思議な発明』の監督で、映画の保存活動に尽力しているマーティン・スコセッシへのインタビューも欲しかった。 (追記:エンドクレジットでSpecial Thanksとしてトム・ハンクスと共にマーティン・スコセッシの名前があったので、本作に何かしら協力しているようだ。) 『月世界旅行』の修復作業に携わった方々に、一映画ファンとして敬意を表したい。
- 柚子
4.0点
メリエスの『月世界旅行』の、復元 気が遠くなりそうな、緻密な作業 努力の賜物 それを見せて頂ける喜び 感謝 昔のカラーって、フィルムの塗り絵 それもまた、気が遠くなりそう(^-^;
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ryt********
5.0点
ネタバレ名作復活
このレビューにはネタバレが含まれています。 - pir********
3.0点
「ヒューゴの不思議な発明」でメリエスの事を知り、鑑賞。よくお月様に顔が描いてあるイメージを目にしますが、ここが原点かも? ジョルジュ・メリエスの生い立ちや作品の断片に載せて、世紀末〜20世紀始めのロンドン、映画の黎明期を知る事ができるドキュメンタリー。そして最後に復元された「月世界旅行」を楽しめるといった趣の一本になっています。月世界旅行といえば?って感じでトム・ハンクスなんかも出てますよ。 ボロボロになった彩色版「月世界旅行」をいくつかの白黒版フィルムから上映できる状態まで復元する過程が、気の遠くなるような作業で、すごい! 素晴らしい芸術は忘れ去られても語り継がれるのだという事を実感しました。 ●以下、ちょっとネタバレ…?かな? OKな人だけどうぞ↓ 復元された「月世界旅行」、画面はレトロでノスタルジックで味があり、とてもよかった!復元された方々の苦労や映画の歴史への感慨深さもあいまって、じんわり感動しました。 しかし…音楽が…なぜかどう聞いても現代に撮りおろした音源なんです。しかも中途半端に古くさいサイケデリックなロック。なんでやねん!ムードと合っていませんでした。サイレントって、音付けるなら、シンプルなピアノとかじゃないの?音源も当時の雰囲気を復元しようってなんなかったんかーい
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