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メリエスの素晴らしき映画魔術 (2011)

LE VOYAGE EXTRAORDINAIRE

監督
セルジュ・ブロンベルグ
エリック・ランジュ
  • みたいムービー 80
  • みたログ 132

3.57 / 評価:63件

映画は誕生直後から既にカラーだったんだ!

  • bakeneko さん
  • 2016年5月10日 21時00分
  • 閲覧数 419
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作は2011年のフランスのドキュメンタリー映画ですが、同じく2011年のお正月に封切られた「ヒューゴの不思議な発明」と同調して夏休みに公開されました。そして、1902年に創られた「月世界旅行」の色彩復刻版もおまけに観ることができるお得な2本立て公開となっています。

世界初の職業映画監督と言われるジョルジュ・メリエスの半生と残存しているフィルムを観ることができる作品で、元来奇術師であったことや晩年の時計&玩具細工師としての一面も語られていきます。彼の成功と失墜が映画誕生期と重なっているので、映画の歴史も同時に紐解くことが出来る作品ですし、挟み込まれる現代のクリエイター達(コスタ=ガヴラス、ジャン=ピエール・ジュネ、ミシェル・ゴンドリー、ミシェル・アザナヴィシウス…)らのコメントも興味津々であります。

そして、20世紀初頭に既に色彩版映画が上映されていたことや、カラーフィルムが無い時代にフィルムひとコマづつ色を塗っていく作業の緻密さと手間に驚かされますし、映画に版権がまだ無かった頃のアメリカ側興行師の悪辣なコピー商法も映し出されていきます(エジソンって悪い奴だったんだな~)。そして、復元した「月世界旅行」で、当時のメリエスの映画の結晶を観ることができます。

“見世物”として始まった映画という新娯楽を、機知満載で遊び倒した男の半生とその最高傑作を堪能できる作品で、(現在ではCGを駆使して驚かせたり4DXで臨場感を出したりと)映画は誕生から一貫して観た事も無いものをリアルに映し出すことに邁進してきたことが判りますよ!

ねたばれ?
完全復元版と銘打っていますが音楽は現代の作曲家が今風の曲を付けています(アナクロな映像とのミスマッチ感覚に、1984年に復元されたポップミュージックが付いた「ジョルジオ・モロダー版メトロポリス」を連想しました)。

詳細評価

物語
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映像
音楽

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