解説
リュミエール兄弟が創造した映画に触れたマジシャンのジョルジュ・メリエスが、手探りで独自の映画作りに挑む姿を描くドキュメンタリー。彼特有の想像力を駆使して編み出した特撮やSF映画誕生の感動の瞬間を、余すところなく描き切る。メリエスに魅了されたアカデミー賞俳優のトム・ハンクスや、『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督らが取材に応じる。初期の映画のパイオニアとして、試行錯誤を繰り返した男の夢と冒険に熱中する。
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あらすじ
もともとマジシャンだったジョルジュ・メリエスは、リュミエール兄弟が発明した映画初の観客の一人となる。その新しい技術に夢中になった彼は、世界初の職業映画監督になることを決意。やがて苦労の末、1902年にストーリーテリングの要素を盛り込んだ革新的なSF映画『月世界旅行』という作品を発表。また、本作にはSF作品の世界観が表現されており、後に登場するSF映画の基礎となっている。
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