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インキーパーズ

インキーパーズ

THE INNKEEPERS

102

kat********

1.0

ネタバレえ?終わり?

観始めた時は『スペル』のようなゴシックホラーの匂いを感じさせる作品だと思った。 きっと制作側の意図自体はそこにあったのだろう。 狙いは悪くない。設定もゴシックホラーによくある呪い系(地縛霊的な?)が徐々に迫ってくるようなテンポも感じた・・・途中までは。 如何せん、全部中途半端。 いろいろな伏線を張り巡らせたのに、何一つ物語に活かせていない。 序盤から登場する無機質な親子 盛りを過ぎた老女優(実は霊能力者?)。 最後に訪れる謎の老紳士。 ひとりでに鳴り始めるピアノ。 相方が作っていたオカルトサイト・・・等々。 こういう映画を観る時、最後の最後で「あぁ!なるほどね!」と感心するトリックや仕掛けがあるのではないかという目で観てしまうので全てを伏線と考えながら観ていたが、一つまた一つと伏線が伏線のまま消えていった。 あの親子は「もう帰ります!」といって帰ったきり、本当に二度とストーリーには絡んで来なかったし、老女優は最後の盛り上がりのところで、「スッ」と音を立てて消えて、その後エンディングで何事もなかったように平然としてるし、あの老人は現れたと思ったら何も印象を残さないまま自殺しちゃうし、オカルトサイトにヒントがあるのかと思いきや、制作中のままその後開かれる事はなかったし、ホールのピアノが突然鳴ったのだって、なぜあそこに霊が現れたのかの理由も必然性も何も描かれてなかった。せめてあのピアノに何かしらの思い入れがあるとかでもないと「地下室が危ない」って言いながら、地下室の存在が薄々で、最後の最後にやっとフィーチャーされて、やっとかい・・・って感じになったし・・・。 TUTAYAで物凄いプッシュされてたので、すんごい期待して観た分、 すんごい消化不良感が残りました。 TUTAYAはこの映画のどこをプッシュしたかったのか・・・未だに理解不能です。 自分的には何も解決されないまま終わってしまったこの映画に対して、採点をするというのは中々難しいと感じています。

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