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恋に至る病 (2011)

監督
木村承子
  • みたいムービー 20
  • みたログ 54

2.71 / 評価:21件

いろいろ考えながら見るのが楽しい映画

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2017年8月25日 15時27分
  • 閲覧数 687
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 たしかに設定がシュールすぎて、いったん「馬鹿馬鹿しい」と感じたら最後、とても最後までは見られないでしょう。しかし、そこを、「でももし本当にこんなことになったら、自分だったらどうするだろう」と想像を押し進める人にとっては、映画そのものが感動させてくれるとか、笑わせてくれるとかではありませんが、いろいろなことを考えながら見ているのはなかなか楽しいです。

 女の子(ツブラ=我妻三輪子さん)が学校の生物教師(マドカ=斉藤陽一郎さん)を好きになり、互いの性器が入れ替わることを妄想していたら、ある日いきなりそれが現実になっちゃった。
 そりゃ世間に顔向けできないから、2人で廃屋にでも隠れよう、ってことになりますわね。しかし、2人はもはや、自分の肉体にも、相手の肉体にも、嫌悪感を持つようになってしまった。さてこれからどうする?

 そこに、自分が色々な男から言い寄られることに嫌気が差してツブラのことを同性愛的に好きになった女の子(エン=佐津川愛美さん)と、エンのことが好きな男の子(マル=染谷将太さん)が乱入してきて、「四角関係」の生活が始まる。
 要するに、この4人の愛情はすべて片思いで、しかもみんな、いわゆる「正常」「普通」のラインからどっか外れてるわけですね。女の子が女の子を同性愛的に好きになった……つもりでいたら、なんと相手にチ○コが生えてしまった。そんなエンと、マルがセックスしようとしても、彼女は男に対しては羞恥心ひとつ感じない。「早くやれば?」みたいに平然と服を脱ぐ。それを見てマルは完全に頭に来てしまう。

 いったい人が人を好きになるって、どういうことなんだろ? って、見てる間、いろいろ考えました。そういうふうに考えながら見るのが、とても楽しかったです。

 佐津川相見さんが大好きな私は、彼女目当てに見始めたんですが、ことこの映画に関するかぎり、我妻三輪子さんの存在感は、あと3人をふっ飛ばしてますね。初主演だそうですが、お見事、と拍手を送りたいです。

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