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イヤリング (2012)

監督
榎本敏郎
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3.20 / 評価:5件

嘘の日常の方が居心地がいい

  • derzibet さん
  • 2012年8月20日 0時42分
  • 閲覧数 492
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

青春Hシリーズの第25弾で、嘘のもたらす心地よさから現実の世界との折り合いに苦しむ人々を描きます。

物語は、就職活動中の栗原(並木幹雄)が行き倒れの男が持っていた携帯を持ち去ってしまったことから、その娘である女子大生・栞(高沢沙耶)と出会うことになります。そんなある日、川縁で見かけた日雇い労働者・安岡(龍昇)が亡き父親に似ていたことから様子を窺っていたところ安岡に気がつかれ金を無心されることになります。栞から借りた金で競馬の大穴を当てた安岡が栞を待ち伏せたことから栗原が呼ばれて3人は知り合いになります。やがて、大きな嘘を抱えたまま栗原と栞は偽りの恋人になることに・・・。

”嘘ついたときの方が居心地がいいんだと思います”
”恋人も嘘の方が楽しいのかな”
”二人でやってみない?一日だけ、嘘の恋人”
”嘘の日常の方が居心地がいい”
”現実から目を背けるための嘘”

嘘を演じるうちに本当のことが分からなくなります。

”僕たちは今どっちにいるんだろう?”

”本当か?嘘か?”

これだけなら単にシリアスな話なのですが、嘘というか法螺をつきまくる安岡の存在が物語を和ませます。

”つくならもっとマシな嘘ついて周りの人を幸せにしろよ”

”人の役に立ちたいって気持ちはわかるけど、俺の金でやるなよ”

から回る安岡が魅力的です。

”ありのままでいいんまです”

かつて栞の父が似顔絵を描いた女性から言われます。しかし、そのことの難しさが強く感じられる作品です。

”舞台に上がっている役者はくさい”

普段、舞台を中心に活躍されいてる龍昇さんは言われていましたが、逆にそのことが安岡のキャラクターとよく合っており、とても味が出ているのが好印象です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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