3.0点
…最近のクリスチャン・スレイターの出演作に面白い作品がないので観るかどうか迷ったが、他のメンツも割とイイので観てみる。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。 『アメリカ軍の特殊部隊に所属していた経験を持つ傭兵のクレイグ(クリスチャン・スレイター)は、出土するレアメタルを狙いさまざまな攻撃を受ける島の住民から、ある作戦のため雇われる。 それは、世界の大富豪たちに危険性がほとんどない戦争体験を提供しつつ、彼らの身の安全を守りながら指導を行うというもの。 遊び半分でキャンプに参加した富豪たちだったが、実地体験の最中に本物の戦闘に巻き込まれてしまい……。』 <富豪チーム> 〇クレイグ・マッケンジー大尉(クリスチャン・スレイター)…元アメリカ陸軍特殊部隊の現場指揮官で、ツアーに参加する富豪たちの警護を引き受け、反乱軍と共に戦う。 〇マイク・リード大尉(フレディ・ロドリゲス)…クレイグと共に戦った親友だが、上陸直前にミサイルランチャーによる攻撃で爆死する。 〇ローマン・セント・ジョン(ショーン・ビーン)…ロシアの実業家。 〇グリモー・トゥーノー(ヴィング・レイムス)…アフリカの武器商人。 〇トミー・シン(ドミニク・モナハン)…ゲームデザイナー。VRアクションゲームの成功で富豪となる。 〇サミュエル・ハウスマン(ジェームズ・クロムウェル)…携帯電話会社のCEO。 〇チャールーズ・ハーバート・ヴァンダービア(チャーリー・ビューリー)…ウォール街の若手投資家。 <反乱軍> 〇セシリア(オクサナ・コロスティシェフスカヤ)反乱軍のリーダー。反乱軍に武器を供給するため戦場体験ツアーを計画。クレイグらに富豪達の警護を依頼する。 〇エルネスト(ライアン・ドノフー)…セシリアの弟。戦車に砲撃され戦死。 <占領軍> 〇カーター・メイソン(コルム・ミーニイ)CIAのエージェントで、現在はスネーク島の「警備隊長」。ルポ大佐の私兵部隊の実質的な指揮官として傭兵を率いる。 〇ルポ大佐(ゲンナディ・ヴェンゲロフ) 〇マグダ(サラ・アン・シュルツ)ルポ大佐の娘。 以上、登場人物をウィキより抜粋したが、<富豪チーム>が<反乱軍>に協力して、<占領軍>とドンパチするだけの話だ。 マイク・リード大尉が上陸直前にミサイルランチャーによる攻撃で爆死するのは早すぎる死に様だったな。 <占領軍>に<反乱軍>がバッタバッタとヤラレル場面はなかなか迫力があった。 登場人物が豪華でキャラもなかなか立っているので、それなりには愉しめたかな。 ジェームズ・クロムウェルは撮影時72歳ぐらいか、飄々としたスナイパーぶりと、包囲された仲間を逃がすため自ら殿(しんがり)を引き受け、満身創痍となりつつも多数の傭兵を道連れに自爆、戦死する場面はカッコイカッタな。 ヴィング・レイムスは粋がっているばかりだと思ったが、案外男樹があって出来る奴だったな。 女ったらしのショーン・ビーンは今回は死ななかったな。 軍服姿はなかなか様になっていたな。 コルム・ミーニイは悪党だったが、クリスチャン・スレイターとのタイマン勝負はそれなりに見られたな。 ストーリーに拘らずにB級路線だと呑み込んで観始めれば、それなりに一見の価値はあったが、でもな~、セシリアが年を喰い過ぎていてチョッピリ微妙だったので、2.7点の☆三つといったところかな。 (メモ 総レビュー数:2878件、2018年度:63作品目)