あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(11件)
- lee********
2.0点
ネタバレこいつは危険だ。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mik********
4.0点
●スパイ映画についてエンターテイメント性を重視している人には辛い映画。 007シリーズのようにわかりやすい世界征服を目論む悪の親玉は出てきませんし、親玉の傍に個性ある最強の用心棒が出てくるわけでもありません。秘密のスパイ道具やスーパーカーも登場しませんし、ゴージャスなヒロインたちを次々手玉に取ることもしません。 MI:シリーズのように主人公が甘いマスクのイケメンであったり、スパイ仲間とチームを組んだりすることもありません。 また、他レビューで比較的近似の作品としてジェイソン・ボーンシリーズを挙げる方もいますが、主人公・ハミルトンにシリーズを貫く謎や背景といったものは有りませんし、彼自身が大きな陰謀の渦中に巻き込まれたり、裏切り者として政府などの機関に追われるといったドラマもありません。 Q.じゃあこの作品にはスパイ映画として何が残るの? A.リアル(地味)なスパイ活動(これでも派手めな事案)とその業 現実では時折この手のスパイ活動の一端がニュースになることがあります。 2010年 ドバイのホテルでモサドの諜報員と思われる11人からなるプロの暗殺者集団によって、ハマス幹部の殺害事件が起き、日本でもそのホテルでの映像は衝撃を持って伝えられました。 2017年 マレーシア・クアラルンプール国際空港という公の場で、あまりにも大胆に金正男が殺害され、その一部始終が監視カメラに収められていた衝撃の事件は、国際的なインテリジェンスに疎い日本人にとっても記憶に新しいと思います。 実際のスパイ活動というのは実に地味なもので、その内容のほとんどは情報収集。紛争地や戦地でもない都市で、殺しを行うというのは緊急の事態なんですね。それも諜報員が争い合った形跡を残してはならない、他殺を気付かせず証拠も残さずあくまでも自然な形での死を装う必要があります。 そんなリアルなスパイ活動が知りたい人にはなかなかオススメな映画。 映画にエンターテイメント性を求めるのは当然のことで、それは良いのですが、日本国内でも北朝鮮の存在感が増し安全保障の危機が叫ばれる中、過度なエンタメに頼り切ったスーパーヒーローを夢想する映画ばかりが称賛されている風潮は少し心配になります。 この映画が北欧でヒットしたのは自国を取り巻く国際情勢についてそれだけ国民が興味・反応を示したからに他ならないでしょう。 国内外の情勢について過度に危機感を煽ったり、ありもしない陰謀から特定政党へのプロパガンダや特定思想の誘導といった手段に映画が用いられることに私は断固反対します。 しかしこの映画では極力イデオロギーの色眼鏡や嘘といったものは省かれており、むしろスパイ映画をヒーローとして描くアメリカが、その軍事力・経済力を盾に国際的な紛争・戦争における武器弾薬の密輸について、いかに深く関与し暗躍しているかがわかります。 派手なアクションは最小限、感情を昂ぶらせた人間ドラマもない。 それでも平静を装ったスパイに隠された内なる狂気、愛、諦念など、単純ではない人間の側面と、仕事人として割り切らねばならない諜報員の複雑な事情が丁寧に描かれています。 ハミルトンによる反射的な恋人の殺害について疑問を抱く人もいますが、日本が平和なおかげで戦闘ロボットと化した人間の異常性の発露描写にリアリティを抱くことができないのか、とやはり不安になった次第です。 P.S. 日本人の多くは、自分たちが宗教や政治について色眼鏡がなく中立であると自負しているように思われるが、それは間違いです。 日本のマスコミ報道、政治と企業の癒着、宗教についてそれぞれが根深く結びついて、どこも中立に独立した物の見方がない。 この国がアメリカの武力の傘から脱し、真に自分たちの思考と行動力をもって、ますます複雑化する国際的インテリジェンスの中をたくましく生き残って行く、そんな力がありますか?この映画と低評価レビューに厳しい現実を改めて突きつけられた気がする
- fuj********
1.0点
ネタバレ最初に恋人を
このレビューにはネタバレが含まれています。 - wow********
2.0点
ネタバレうーん・・・狙いなのか?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - che********
3.0点
普通に楽しめた。
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