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R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私
2013年2月2日公開

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私

R15+1062013年2月2日公開

Kainage_Mondo

2.0

サラダ感覚ですか ? ?

元ネタは “文学” なのに、主人公以外のキャラは実にマンガチックだった。 惹句で “密かなストレス発散法” と端から開き直られると文句のつけようも無いのだが、自縛やら緊縛やらは血の滴るステーキ的な発想が欲しいし、それ自体、性欲を避けては通れない話だろう。会社のストレスを自縛でさらりと流す ・・・ 本作はそんなサラダ感覚で描かれているのだが、中途半端で芯が無い。 【 よかった処 】 ? 何か付いてるよ此処 の場面の ピース綾部。 ? 登場人物のプロフィールを教えてくれる挿絵の数々。 ? 麻縄を鞣す ( なめす ) 方法を説明するシーン。短時間だったがマニアックな匂いがしたな。 ? 突然登場の金色のシボレー・インパラ ( 67年 ? )。レンタカーではなかろうし、まさか 百合亜 ( 平田薫 ) の車という設定 ? ? ちょっとだけの登場だったが 銀粉蝶 扮する百合亜の母の灰汁の強さ。 ? 98年松竹の専務をクーデターで突如解任された 奥山和由 まだまだ頑張っているぞ~のエンドクレジット。 【 どうでもよかった処 】 ? 百合亜の部下ふたり。ついでに蛭子はんの登場シーン。 ? 百合亜のヌードシーン。お土産にこれでも持って帰っておくなはれ~というサービスか ? ヌードは構わないが緊縛ヌードは許さない ! という平田はんの事務所の方針か ? ? シボレー・インパラの周囲で繰り広げられた三文芝居。 ? ラスト近くのダブル自縛。別々の部屋でやってどうするよ。 亀甲縛りオンリーだったが、いっそのこと色んな縛り方を技術論も交えてどんどん見せたらどうだったのだろう。ジョギング中や職場ではともかく、自宅で自縛する時に、百合亜がTシャツや下着の上から縄をかけていた。あれだけ手間暇かけて縄を鞣していたのに、そんな奴おらんやろう~ ? ! と思わず突っ込んでしまったな ( 笑 )。

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