2012年12月22日公開

もうひとりのシェイクスピア

ANONYMOUS

PG121292012年12月22日公開
もうひとりのシェイクスピア
3.6

/ 160

23%
36%
26%
11%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(77件)


  • yyb********

    4.0

    やや掴みにくく

    数々の有名な戯曲を残したウィリアム・シェイクスピア本人の原稿が残されていない不可解な点に焦点を置き、シェイクスピア別人説を描くヒューマン映画。本作ではシェイクスピアの戯曲の本当の作者はオックスフォード伯のエドワードという貴族として描かれており、読み書きもままならないような一人の役者がシェイクスピアとして描かれている(この二人の間にもう一人いるのだがその描写がやや弱い)。やや掴みにくく。墨汁をひっくり返したような画面作りは迫力あるも深みに欠ける印象もあり。

  • you********

    4.0

    ウィリアム・シェイクスピアという戯曲

    ある者はこれを戯曲といい ある者はこれを歴史という そんなローランド監督他、ジョン・オーロフがしたためた【ウィリアム・シェイクスピアという名の戯曲】を見た感じでした。というよりそうなんでしょう。 タイトルは「ウィリアムシェイクスピア」だけでも良かったような気がします。もう一人といえばそうなんですが、タイトルに説明されるのは残念です。 歴史としてこの映画をみたならば明らかに失笑です 彼らの近親相姦話など本当にギリシャ神話のような絵空事。 しかしそれを戯曲として見たならば 始まりと終わりに出てくる男がそれをきちんと表現してくれます。私たちは戯曲を見ていたのだと。 これはあくまでお伽噺。 シェイクスピアがどんな人間だったのか。 あの時代に何が起きて、なぜあんな作品の数々が産まれたのか。それを役者たちが脚本家の言葉に従いながら嘘と真実の入り交じったフィクションを完成させた。そんな映画でした。 歴史としてはバカボンの西から太陽東に沈むなんていうホラ吹きほどに参考にしてはいけませんが、一つのお伽噺としては素晴らしい出来だったと思います。 気持ちは星4寄りの3ではありますが、もう少し広まってもという気持ちを込めて星4つを。ローランド監督の名に埋もれる脚本家オーロフ他指揮監督たちにも拍手と敬意をここに。

  • fg9********

    4.0

    もうひとりのローランド・エメリッヒ

     …あらすじは、解説のとおり。  オープニングは現代のニューヨークで、遅刻してきた役者のおじさんが舞台に上がり次のように語るところから始まる。  『数多くの名作を書き残してきたウィリアム・シェイクスピアだが、彼の親はしがないガラス職人であり、彼の作品の直筆原稿は400年間一つも見つかっていない。』  という事実もちっとも知らなかったが、話はどうやら、シェイクスピア別人説の謎に迫ったミステリーらしいと愉しみに観始める。  するとそこに、16世紀のエリザベス王朝が絡んで、宮廷における陰謀やら愛憎やらも絡まって、カタカナの○○王やら○○伯やらの字幕スーパーに追い付けず、時代も過去と現在が入り組んで頭の中は混乱しきり。  先のレビュー様のとおり2回見が必要かと思われたが、中盤以降は段々と頭の整理が付いて来て、終盤の『言葉・劇』で民衆の心を煽り、仇敵に一矢を報いて時代を変えようとする計画はなかなかスリリングだった。  結末もズシリと重いなかなか見応えのある作品だった。  ローランド・エメリッヒ監督というと、『インデペンデンス・デイ』、『GODZILLA』、『デイ・アフター・トゥモロー』、『紀元前1万年』など、繊細さとは無縁な作品しか思い付かなかったが、本作で『もうひとりのローランド・エメリッヒ』に出会えたような作品だった。

  • Kainage_Mondo

    5.0

    新生エメリッヒ監督 に刮目すべし。

    CG頼みの映像。雑で強引な語り口が十八番のはったり屋。これまでの諸作のおかげで、そんな悪印象しかなかった ローランド・エメリッヒ監督である。今回は作法を変えて臨んだと聞かされても、根性までは変わるまい。そんな気持ちで観た本作だったが、これが ! 素晴らしかった ! 1月半ばにして早くもベストテン入り候補作に出会えようとは ・・・ 感動とともに、エメリッヒ監督に土下座でもして謝りたい気持ちだ。 現代のとある舞台 ・・・ デレク・ジャコビ が口上を述べる。シェイクスピア直筆の戯曲や詩篇が一つとして発見されないのは何故か ? これから仮説に基づいて云々 ・・・ この口上が作品全体の、良い意味での 額縁 となった。そして舞台はエリザベス1世統治の16世紀後半へと滑らかに移行する。 当時の泥々の道がいい雰囲気だ。道に板が敷いてあってその上を歩く。芝居小屋がチャーミングだ。2階には座席もあって劇作家仲間や貴族も座るが、観客の大多数は立ち見であり、舞台前の土間に犇めく。役者と庶民が一体となって盛り上がる ・・・ 特に Anonymous 匿名作者 ( リス・エヴァンス ) が戯曲を供し始めてからの熱狂ぶりが心地良い ! 当時の芝居小屋の雰囲気は斯くやあらんと、嬉しくなってしまうのだ。 「ヘンリー5世」「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「マクベス」「十二夜」そして「リチャード3世」・・・ 何度も映画館へ通った キャピュレット家の仮面舞踏会のシーン。レナード・ホワイティング の台詞が、意味よりも音階として甦って来る。そう ! そうだったそんな台詞だったよな~ オリヴィア・ハッセー とふたりが ・・・ 脱線もほどほどに ( 笑 )。それぞれの戯曲の “触り” が一瞬観られるだけで、立ち見席の群衆に負けないほど嬉しくなってしまった ! 楽しみの第一はこれ。 ヴァネッサ・レッドグレーヴ 扮するエリザベス女王の貫録もさることながら、レッドグレーヴの実の娘 ジョエリー・リチャードソン 扮する若き日のエリザベス女王 彼女がなかなか色っぽくてね~オックスフォード伯爵が恋に落ちるのも当然だろうけど、この辺り、隠し子また隠し子、出自の秘密また秘密、そんな重層状態が貴族社会の権力争いのどろどろとシンクロしてゆく恐さときたら、ね~ ! 楽しみの第二はこれ。 詩篇や戯曲で世の中を変えてみせる、文字は剣に勝るのだと理想を語っても、冷徹な政治屋の権謀術数のまえには無力を曝け出してしまう。残酷な結末はずしりと重い。それでいて、これら珠玉のような作品群が書かれたこの時代に生きたことを誇りに思う、という劇作家ジョンソン ( セバスチャン・アルメストロ ) の言葉に胸が熱くなってしまう。楽しみの第三はこれ。 これら三つのお楽しみに限らず、様々な思い入れで楽しむことが出来る物語だと思う。悪役 ? のロバート・セシル ( エドワード・ホッグ ) に終盤、活躍の場を与えた公平さは好もしかったし、女王をめぐる人間関係が明らかにされて、どうしようもない無力感と悲劇性が際立った。 VFXを用いて城郭や橋や街並みを見事に再現して魅せ、スケール感を出したのも良かった。得意技のCGを封印したままだったのが偉かったな~ ( 笑 )。

  • mas********

    5.0

    エメリッヒの最高作

    今さら言うまでもなく『インデペンスデイ』の監督作だ。 大ざっぱ、大げさ、妄想的な彼の、いわゆるディザスタームービーとは一線を画し、教えられなければ、彼の作品とは気付かないであろう。  過去には『パトリオット』など、歴史映画も撮っていた彼だが、この映画は、同じシェイクスピア映画の勘違いアカデミー賞作『恋におちた…』よりも優れている。  ほかの方が言われる通り、少々歴史の知識が必要な作品である。  しかしながら脚本は『恋に落ちた…』より繊細であり、エメリッヒらしく、風景描写も大きく、当時の英国を仔細に再現している様は、見事としか言いようがない。  様々な歴史や芸術には謎が付きものだ。例えばキリストやダヴィンチ、彼らの存在も怪しく、色々な憶測が飛び交い、『ダヴィンチ・コード』というベストセラーが生れた。わが国日本も、例外ではない。卑弥呼や本能寺の変の真相etcなど、枚挙にいとまがない。そもそも歴史など書物に書かれている事の主観的事象に過ぎず、記述の積み重ねである。真実は、書き手の心の真中にしかない。    そもそも難解なシェイクスピア作品のタイトルロールが付いている限り、敷居が高いかも知れない。ハードディスクがいっぱいになったので、衛星放送で放映された物を消化気分で観賞したら、思いのほか秀作だったに過ぎない。  ところがいざ観ると、次第に引き込まれる。欠点は、時系列の分かり難さと、西洋史に興味がない方にとっては、単なる経過的作品であり、観ようという欲求が湧かない事である。しかも配役が有名どころではなく実力本位で選んだところも不幸であった。エリザべス役は、V・レッドグリイブよりも、J・デンチの方が華があり、英国史上最高の女王を演じる上で、迫力がある。その分、女王の女性の部分を犠牲にしなければならないけれども。  エメリッヒとっては傑作ながら、人々にはどうでも良い事がこの作品の興行的失敗をもたらした事である。  もったいないと思う。

  • ZZZ

    4.0

    翻弄される作家たちの話

    内容としては、”もう一人のシェイクスピア”というより、”本当のシェイクスピアは誰か”という方が正しいと思う。 自分もかつてシェイクスピアは実在したのか。そもそも、一人の人物だったのか。などなど。シェイクスピアに関する学説(?)を耳にした事がある。 本作は、その中でも有力(かもしれない)埋もれた文豪がシェイクスピアだったという説に基づいて作られている様だ。 明らかな証拠がある訳ではないが、消去法的に突き詰めていくとある人物に突き当たる。それが、本作で実際にシェイクスピア名義で戯曲等を記した人物となっている。 但し、物語そのものはシェイクスピアとは誰かという事より、英国王室、貴族たちの権力闘争や愛憎劇を中心に、当時の情勢に翻弄されていく、作家たちの話という感じ。 ミステリー扱いになっているが、謎解きの様な面は皆無に近い。歴史群像劇と言う方が近いと思う。 言葉の持つ力や素晴らしさというものを追い求めていた人達の思いが描かれている。 ただ、厳しかったのは人間関係がややこしい。 最初、現代から始まり、直ぐ、シェイクスピアが活躍した時代に遡る。そして、時折、更に時代を遡ったり、元のシェイクスピアの時代に戻ったりしている。 その為、劇中、同じ登場人物が急に若返ったりするので、どの役者さんと、どの役者さんが同じ人物の役を演じているのか把握していないと混乱してくる。正直、人物相関図をおまけに付けて欲しかったくらいだった(自分の記憶力の低さの問題だけかもしれないが…)。 決してすがすがしい話ではないが、何か心に残る映画だった。 因みに、この映画が切っ掛けで、シェイクスピアの直筆原稿が一切存在しないという事は初めて知った。その他にも、意外な事実を知り、確かにシェイクスピアは”シェイクスピア”ではないかもしれないと考えさせられる。何せ文字が書けない可能性もあるのだから。

  • shi********

    4.0

    もうふたりのシェイクスピア

    数々の名作を残した劇作家ウィリアム・シェイクスピア。 しかしその直筆の原稿は一つも発見されていない。(本作で初めて知りました) そのシェイクスピアは名前を貸しただけで、数々の名作の全ては実は別人が書いていたのでは? 本作はそんな大胆な仮説を元に、当時の英国王位継承を巡る確執と策謀を描いたドラマである。 信じるか信じないかはアナタ次第、と言った感の話だが、陰謀論者の私には興味深い。 監督はあのローランド・エメリッヒ。 ワシントンを吹っ飛ばしたり、ゴジラを巨大イグアナにしたり、ニューヨークを高潮で沈めたり、ユーラシア大陸を大移動させてアフリカ大陸を隆起させた大御所だ。 本作は400年前の話だが、12000年前の話も映画にしてしまうのだから、彼にしてみれば400年なんてついこの前。 そんなスペクタクル監督が何とも意外だが、過去にはメル・ギブソン主演で「パトリオット」という歴史モノを撮っている。 現代から始まるオープニングも意外。 「匿名」を意味する「アノニマス」(本作の原題)という舞台劇の上演の様子から始まる本作は、その舞台劇を映画として映像化したという設定である。 また主人公はシェイクスピア本人ではない。 戯曲を愛し、数々の作品を書きながらも、その身分ゆえに発表できない貴族エドワードが主人公である。 そのエドワードが名前を貸すよう依頼するのがベンジャミン・ジョンソンという劇作家。 しかし彼は、どうせ貴族様がお遊びで書いたくだらない作品だろうと見くびり、また劇作家としてプライドもあってか、その話を劇団員のシェイクスピアに丸投げしてしまうのである。 しかしいざその劇を上演すると、観客は熱狂。 無名の劇団員だったウィリアム・シェイクスピアは大喝采を浴びる。 まぐれ当たりだろうとも言われたが、その後も戯曲は大評判、他の劇団もこぞって上演するようになる。 つまりもしジョンソンがそのまま依頼を受けていれば、偉大な劇作家として残った名は「ウィリアム・シェイクスピア」ではなく「ベンジャミン・ジョンソン」だったわけである。 「もうひとりの~」という邦題だが、このジョンソンも入れて「もうふたりの~」と言いたくなる存在である。 ちなみに本作で描かれるシェイクスピアはロクデナシで、文字もろくに書けない男である。 もちろん恋におちるような素敵な話にはならない。 恋におちるのはエドワードの方で、彼の若き日のそんな様子も描かれるが、これが後におぞましい結末を招くことになる。 このエドワードは最初は嫌な奴かと思ったが、ひたむきに戯曲を愛し、自分の作品を愛し、名誉よりも作品が世に出ることを望む純粋な部分も持つ男である。 ちなみに名前を借りて作品を提供し、利益を得ようということもなく、それどころか上演のための経費も口止め料込みで提供するのである。 ただしベンジャミンに対して「お前には文体などないだろ」と高慢な態度を取ったり、自分の作品を策略に利用しようする部分もある。 権力を批判する作品も書くが、我が子に王位を継がせたいという想いが根底にある。 また権力者・セシル卿の曲がった背中を皮肉るが、その皮肉り方が酷く、人としてどうかと人格を疑ってしまう。 映像はセピアを基調として非常に美しく、またいかにもエメリッヒ的な雄大感のあるシーンもあった。 ただし人物背景が非常に難しい。○○伯○○だとか○○王○○だとか、当時の貴族王族の名前が飛び交うので、歴史に疎い私にはかなり厳しかった。 鑑賞しているうちに何となくだが理解はできたが、中盤あたりまではチンプンカンプン。 当時の歴史背景や人物の相関を予習しておけば良かったと思う。 そういった複雑さはあるものの、またシェイクスピア信奉者にとっては怒り心頭かもしれないが、見応えは十分の作品だった。

  • tsu********

    3.0

    イギリス貴族の不倫は文化で伝統ですの巻

    不倫は言うに及ばす、近親相姦、ホモセクシュアル等々の肉よまみれの今に続く伝統と歴史が、あのシェークスピアを産んだということですね。 暗めですすけた画面の色調も、時代劇の分息を盛り上げてくれました。 衣装も迫力十分だし、演技も過剰で見えを切りまくりで、これも舞台劇の香りを、充満させていました。 なかなかに見ごたえありで、星三つ。

  • edo yabo

    4.0

    英国貴族時代劇です

    とても英国な香りがする映画です。英国王室とシェイクスピアを英国人俳優で描くという歴史劇なので、英国の歴史や文学が基礎知識としてないとちょっと厳しいかもしれません。16世紀の英国の状況がわからないと物語に入りにくいと感じました。情けないかな、僕は全くと言っていいほどの英国に疎い人なので、導入部には苦労しました。なぜか「エリザベス」という映画も見てないので、後悔です。 そして、天下のシェイクスピア。これまた、まともに読んだことがありません。4大悲劇のあらすじくらいは知っています、という程度です。「ロミオとジュリエット」の映画は見ました。あとは「ベニスの商人」を授業でやったかな。 ということなので、事前に入手した「もうひとりのシェイクスピア 人物関係図」これがとても役に立ちました。 英王室内の愛憎、忠誠、対立などが見事に描かれていました。 ただ、またしても邦題が原題からかけ離れていて、雰囲気を壊しているように思います。 物語は、シェイクスピアの直筆の原稿が一枚も存在しないことから、原作別人説を語りながら始まっていきます。別人説を軸に、原作者オックスフォード伯やエリザベス女王を取り巻く人々の愛憎や陰謀が歴史を紐解きながら描かれています。 16世紀、英国では演劇が盛んで、エリザベス女王も観劇を楽しんでいました。しかし、女王側近ウィリアム・セシル宰相(デイヴィッド・シュールス)は、息子ロバート(エドワード・ホッグ)とともに民衆を煽るようなものは糾弾していこうとします。当時、貴族が作家になることは認められていないようで、オックスフォード伯エドワード(リス・エヴァンス)は、ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)に、自らが手がけた作品を舞台で上演させようとするんですが、シェイクスピアが作者であると勝手に名乗ってしまいます。さらには、真実を知ってエドワードを脅迫までします。 エドワードはエリザベス女王と愛人関係にありましたが、王位継承問題から反逆罪に問われてしまいます。やがて、恩赦により死罪を逃れますが、生涯戯曲作者を名乗ることを禁止します。 そして、シェイクスピアの名声だけが歴史に残りました。 エリザベスには隠し子が何人かいたとされ、エドワードもその一人であったという設定になっています。さらな、エリザベスとエドワードにも子があり、サウサンプトン伯になっています。もう、訳がわかりません。しかし、表向きはヴァージンクイーンなので、王位継承問題が発生し、陰謀が渦巻くのです。 もう、シェイクスピアのことなどどうでもいいような、大問題なのです。 この映画では、シェイクスピアは小ずるがしい無能な小物として描かれています。根性の悪さは一人前です。 しかし、むかつくレベルはセシル親子のほうが上です。物語の中では、圧倒的な敵役になっています。 でも、王家にとっては、忠実で忠誠心に篤いが故の行動といえるかもしれません。 当時の雰囲気を醸し出す、衣装や美術は緻密に作られ、そして豪華です。ただ、時空が前後し、シーンの切り替わりが多いので、見づらく感じる部分もあります。 やはり、英国史が少しはわかっていたほうがいいと思います。 ところで、監督はローランド・エメリッヒです。これまではSF映画の人だと思っていたのですが、こういう映画も作るんですね。感心しました。

  • sou********

    5.0

    エメリッヒ監督らしくなさで◎

    序盤は、誰が誰だか?にめげそうになりましたが、 なかなか見応えある歴史ミステリー劇でありました、 監督がローランド・エメリッヒ、 俺がレビューで唯一「紀元前1万年」で☆ひとつを献上した 監督であります。 あまり期待しないで観賞したんですが エメリッヒらしくない映画であります、 まあ、タイトルから時代かららしくないとは想像できましたが ホントにエメリッヒ?と疑うほどの人間ドラマとミステリー劇、 空から宇宙人は攻めてこないし紀元前1万年前の人間が今の人間でもありません、 もしかして内容とシンクロさせてエメリッヒがもうひとりいた?とか 失礼しました、とにかく面白かったんであります。 誰もがご存知の文豪シェイクスピアは実は偽物だった! あの「ロミオとジュリエット」「ハムレット」らの名作は 別の人物が手がけていた、でも何故に? というお話にイギリスの国王の椅子をめぐる権謀術数や 当時の女王の若き日のロマンスなどがからみどんどんと話に のめりこみました。 シェイクスピアを名乗る偽物男は薄っぺらな奴、 元々名乗るはずだった男は己の才能を信じ他の人物が書いたものを 自分のものとして世にだすことなんてできやしない しかし本物のあまりにもの文才に敬意を表しつつ嫉妬してしまうわけで その嫉妬の先がまたビミョーに複雑。 本物は言葉で民衆を動かそうとした男、 だからこそ表に出るわけにはいかなかった、 悲劇が待ち受けてますが作品は世に放たれ大きな支持も得ることになります、 そしてとんでもない秘密は伏せられたまま作品はある者が・・・。 真実は・・・ シェイクスピアはシェイクスピアだったに決まってるだろーとは思いますが、 有名な歴史上の人物の謎のミステリー、 面白く堪能できました、やるやんエメリッヒ監督!!

  • hok********

    4.0

    別人説面白いも深みに欠ける印象もあり

     数々の有名な戯曲を残したウィリアム・シェイクスピアの原稿が残されていない不可解な点に焦点を置き、シェイクスピア別人説を描くヒューマン映画。本作ではシェイクスピアの本当の作者はオックスフォード伯のエドワードという貴族として描かれており、読み書きもままならないような一人の役者がシェイクスピアとして描かれている(この二人の間にもう一人いるのだがその描写がやや弱い)。墨汁をひっくり返したような画作りは迫力あるも深みに欠ける印象もあり。 

  • kyo********

    5.0

    素晴らしいの一言です

    偉大な文豪の「真実」を描く。それには最高の映画芸術で応えなければならない。 それを見事に成し遂げている。 複雑な歴史の知識はさして必要ではない シェイクスピア劇が生まれた背景を想像することで、人間の歴史に潜む普遍性が浮かび上がってくる。それを感じれば良い。 400年前の英国に足を踏み入れた臨場感、バロック絵画を思わせる完璧な映像、テンポの良い話の流れ、どんでん返しで面白さを堪能できる。 真のシェイクスピアであった人物が若年と老年で異なる俳優が演じたのは、導入部で話を分かりづらくした。女王を別の役者が演じたのとバランスを保ったのかどうか、理由は不明だが、同じ役者の方が親切だったように思う。 偽物のシェイクスピアが肖像画とそっくりなのは良かった。 有無を言わせない完成度であり、いつか、もう一度見たくなる映画である。 歴史に対する尊敬と誇りがない場所では絶対に作れない。

  • kis********

    4.0

    ネタバレ現代に甦ったゴシック文学だ!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yo1********

    3.0

    ネタバレ何の根拠もないチューダー王朝スキャンダル

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スーザン

    3.0

    エメリッヒ、こんな映画も撮ってみました。

    エメリッヒの歴史劇もの、というので興味津々。 映像はいかにもエメリッヒ風でダイナミック。 ストーリーも凝ってあったが、やはり軽い印象は否めない。 どちらかというとシェイクスピアはおざなりで、王家貴族の権力争いがメインとなっていたので多少の肩すかし感もある。 時系列と登場人物がややこしいのも難点。 歴史ものはどんな映画も衣装やセットや史実の映像化にワクワクするのだが、その世界観は監督の個性に相当左右されるようだ。

  • abu********

    2.0

    ネタバレ残念

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • aozora

    4.0

    あの彼が... カッコ良かった!

    シェイクスピア&コスチューム物とりわけ欧州物が好きで期待して鑑賞 結果・・・満足! 謎の多いシェイクスピアをどう扱うか、 をテーマに、実在の人物を絡めたあくまで過程のお話 自分もそうでしたが、 シェイクスピアの個々の作品のエピソードを期待してしまうと、 少々拍子抜けするかも... リス・エヴァンスの威厳ある伯爵役はよく合ってました ダニエル・クレイグと共演した『Jの悲劇』の彼が、 こんなに素敵になってるなんて知らなかったのは不覚... 老いさらばえた(失礼...!)エリザベス役の、 ヴァネッサ・レッドグレーヴの迫力には脱帽... 『ジュリエットからの手紙』の品のあるお婆様役とは全く違う、女王様ぶりはさすがの貫録かと... 他の方も書いてらっしゃいますが、 冒頭、最後の演出も好きでした 満点でないのは、 やはりちょっと疑問の残る個所が残るから。 画面から消えろ!って思ったほど、 シェイクスピアはものすごく不快な人物に思えたし... けど、 それを差し引いても観て良かったと思っています ・お薦め、 イギリス、歴史、シェイクスピアに抵抗ない人 人物たくさんでても、怒りを覚えない人 ・お薦めできない人 世界史、テューダー朝とか聞いただけで蕁麻疹が出る方 シェイクスピア嫌いな人 史実に忠実さを求める人 今後、『ノッティングヒルの恋人』を観ると、 リス・エヴァンスのあまりの落差に出てきただけでも笑えるかも... とも思った満足の作品でした

  • 千鳥

    1.0

    ネタバレ正直つまらない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • j9i********

    5.0

    エメリッヒだとは!(誉めてます)

    面白かった。 私はこういう作品好きです。 宣伝をちらってみて何となく面白そうだな、とそれだけで観に行ったのだが、エンドロールにローランドエメリッヒって見てビックリしました。この人こういう作品も創るんだあ、と。嬉しいことです。 でも、この作品の宣伝には、あまり監督名は売りに出来なかっただろうなあ、と配給宣伝係にちょっと同情。 シェイクスピアや文芸系やら歴史劇とインディペンデンスデイ系みたいなのが好きって言う人が被るとは限らないからなあ。 しかも、原題アノニマスじゃあ、今時のSFならともかく、歴史劇でこの原題そのまま邦題にするには、食い付く客層にそぐわなそう、ということでこの邦題にしたんだろうなあ、日本人にも判る登場人物がシェイクスピアとエリザベスだけじゃあねえ。 ちなみに私、かの劇作家には大して興味も無いのですが、歴史劇自体は、多角的に色々な解釈を提示してくれるので好きなのです。 なのでイングランド史に興味がある人や、シェイクスピアの作品がいかに世に影響を与えたかを観たい人には楽しめるシリアス作品だと思います。

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレTAXIで劇場に駆けつける俳優

    このレビューにはネタバレが含まれています。
1 ページ/4 ページ中