あらすじ・解説
緋桜山中学の国語担当教師鈴木(長谷川博己)は、独自の教育理論「鈴木メソッド」に基づいた理想のクラスを構築しようとしていた。彼はその中心となる女子生徒小川(土屋太鳳)に重きを置くうちに、少しずつ彼女の魅力に引き込まれていく。そんな折り、鈴木の妻(臼田あさ美)の妊娠がわかり、さらに2学期に入って生徒会選挙と文化祭の準備がスタートするが……。
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作品レビュー(189件)
- cya********
4.0点
好き嫌いが凄く分かれると思う。 子供に関わる仕事をしていて、こういう接し方をしている部分もあるから、共感しかない。 こういう接し方が絶対に良いというわけではない、面白がる生徒もいれば、理解する生徒もいる、リスペクトしてくれる生徒もいる、反対に、鬱陶しいと思う生徒もいれば、何を言われているのかもわからない生徒もいる、単純が好きな奴もいるのだ。 あと、妄想がいらないって人もいるだろうけど、あの妄想によって、この物語が成り立っている。 ふしだらな妄想も実行するかしないかだけ、考えられた教育法も妄想の産物と言うところで、危ういバランスを絶妙に保っている。 そして、配役が絶妙。よくこんなに丁度良くバランスよく集められたなと感心する。 ただ後半の事件の描き方が雑なのが残念。
- eri********
4.0点
古沢良太他脚本のドラマの続編的映画で数年前の学園ものだが時間がある今、ドラマに続いて見てほしい作品。中学生役で土屋太鳳、北村匠海、「東京放置食堂」の工藤綾乃らが出ている。埋もれてしまうには惜しい作品だと思う。
- han********
4.0点
この鈴木先生。 8年ほど前にドラマでよく見ていましたが 視聴率がすごく悪かったらしいですね。 私はドラマ・鈴木先生が大好きで 録画して見ていましたし 確か年末に一挙放送があったと思うので 人気がないなんて信じられない想いでした。 職場で先輩教員に 鈴木先生にハマっていてよく見ていると話したら その先生は鈴木先生が苦手だと言っていましたね。 好き嫌い、賛否両論あるドラマなのかもしれません。 そして、映画・鈴木先生。 ああ、こういう教員いるよな、 こういう生徒、いるいる、と 皆が楽しめると思うんだけどなあ。 まあ、流石に、風間俊介の 「レイプします」はぶっ飛びすぎだけど。笑 風間俊介が教室に乗り込んでくるシーン。 「良い子は社会に出てまるで役にたたず、 成功するのはずる賢い奴らばかり」 というシーン。 このシーンは共感しかなかった。 学校現場では たしかに手のかかる子に教員が注視しがちで 所謂普通の子の心の摩耗の上に成り立っているのかもしれない。 特に体育教員なんかはTHEって感じ。 たとえば授業中 静かにしましょうというルールを設けるならば 騒いでいる生徒をマイナス評価、 もしくは静かにしている生徒にプラス評価をするべきだなと感じていて。 ルールを設ける以上、ルールを守らない生徒にはそれなりの制裁を下さなければ 真面目にやってる生徒はバカを見るわけで。 でも静かにさせられないのは自分の力量だとし、そういった評価をつけない教員って多いんじゃないかなあ? そうなるとマジで真面目な先生は腹立つと思うけどね。 でも言い返せば 風間俊介が学校に、教育に期待しているともとれるわけで 鈴木先生も教育こそが世界を変えられると信じていて 救われる気持ち。 まあ、実際の教育は 頭で考えた通りにメソッドが カチッとハマることなんて あんまりないかもね、どうなのかな?
- yor********
5.0点
ぬわぁ〜んと、びっくり、、、w 視聴者が、映画の演出に、基いて、成長するかの如くな、内容だった。
- oir********
2.0点
ということのよう。 オープニングが先生生徒の恋愛解禁という描写だったのでそういうラブコメかと思ったらその後の展開が全然違うのね。 どうも主演:長谷川博己は独自の教育メソッドを実践している中学教師のようだが、その事情を知らない視聴者は序盤でまごつくことになる。 彼と教育方針で激しく衝突し、長期休養を余儀なくされたベテラン教師:富田靖子が程なく出てくるが、その元エピソードも分からないままなので教育メソッドの件と併せていささか説明不足の感は拭えない。 その富田靖子がピューリタンのような潔癖主義のようで、生徒会長選挙にしろ公園喫煙所廃止にしろ融通性のない原理原則的正義を押し通し強行しようとする。そのことではみ出されることになる生徒や喫煙所利用者が憤懣やるかたなく、合法あるいは非合法的に学校内において、または対社会的に反旗を翻すというのがストーリの骨子。 クライマックスは公的にも私的(アパートドアから差し込まれた喫煙迷惑注意書)にも追い詰められた喫煙者が起こした凶悪犯罪から逃れるため、囚われの女生徒が屋上から飛び降りようとするが間一髪長谷川博己先生が手を指し伸ばし助けるという構図。 ここに至って冒頭の先生生徒の恋愛という設定が強く結びつくということになるようだが、別に恋愛感情がなかったとしても無理なく成立する場面だろうから、その点でもオープニングや途中の恋愛妄想シーンは不要だったようにも思われる。 上のようにどうもシナリオ的にはもやもやするが、個人的には長谷川博己のメリハリある演技がいくばくか本作を救済してくれたように感じている。 彼の存在感に2.5 土屋太鳳ちゃんには中学生はきつかったね。笑 付記:上を書いた後に情報をあさったらテレビドラマ化されていたんだね。で本作はその続きみたいだから、ドラマを知らないとそりゃまごつくわけだ。 なら、そのダイジェストを組み込むべきだっただろうね。
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