作品レビュー(17件)
- emi********
4.0点
主婦・純子(工藤夕貴)がひょんなことから沖縄を旅しているカナダ人の通訳兼ガイドを買って出るところからストーリーが始まり... 冒頭の早い段階で「ムム!!」て事は起こるのだが、ま、はっきり言って最後までこれといって何が起こるわけでもない。(笑) だが、沖縄特有の時間がゆったり流れる感じに癒されたからか、観終わった後の充足感がハンパ無い...不思議な映画です。癒されます。最近私忙しくて疲れちゃってるかも...という人にオススメです♪ ふらりと沖縄にも旅してみたくなるし、音楽も良いです♪ さしずめ大人版「ミステリートレイン」ってところ(?)かなww
- cub********
3.0点
ネタバレ沖縄映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - いやよセブン
4.0点
フランス系カナダ人の初老の男(ガブリエル・アルカン)が、気孔と芭蕉布に興味を持ち、沖縄にやってくる。 日本側が分からず困っていたところを、英語ペラペラの中年主婦(工藤夕貴)に助けられる。 翌日、夫のDVで家出した主婦が男を頼ってくる。 そして不思議なコンビによるロードムービーが始まる。 二人はそれぞれ人生に行き詰まりを感じており、沖縄という場所で見つめなおすことになる。 工藤夕貴の存在感は素晴らしく、さすがハリウッド女優という感じ。
- おすむすだん
1.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tsu********
2.0点
どうもこのヒロインに感情移入できないのですよね。 DVを受けて辛いのは分かりますが、夫でいる身には違いなく、初めて会った外国人のおっさんにひーひー言わされたことを、ちょっとしたハプニングかのように親友に自慢話。それでいて、相手が変わってくれれば(変わってくれると思っていることがまた浅はか)またやり直したいと思っているわけで、あまりにも軽いしバカだし、行き当たりばったりだし。 工藤夕貴さんは好きなのですけど、こんな役ではねぇ。 おまけに外国人のこのおっさんも、いったいどこに魅力があるのかさっぱり伝わってこず、説得力がありません。 沖縄の人々の生き方や言葉には感銘を受ける部分もあったのですが、私にはあまり魅力を感じない作品でした。
- ken********
4.0点
沖縄旅行中のカナダ人と夫と喧嘩中の工藤夕貴さんとの交流と旅。 沖縄の穏やかな時間と風景が素敵でした。 久しぶりに見た工藤夕貴さんが魅力的でした。 ちょっとムッチリしましたかね。
- miy********
4.0点
撮影よかったw
- juz********
5.0点
ネタバレさすが宮平プロデューサー
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ミヤザキ
1.0点
わざわざ公開日に行ったのに非常につまらない映画だ。早くも今年のワーストワンに決定です。この映画以下の映画はデビルマン以外に思いつかない。唯一の救いは素人風の沖縄の出演者の人々のほんわかした雰囲気ですね。
- 高城貞雄
3.0点
旅行と言えば沖縄という自分にとっては、まだまだ知らない沖縄が見られて良かったのだが、ストーリーとしてはいまひとつピンとこない。主人公の一人旅の目的が結局よく見えないで終わってしまった気がする。 俳優と一般人との演技にギャップがありすぎる。もっとプロだけで演じた方が良かったのではないだろうか。 外国人監督なので、そこが日本人の心に響かないのか。全編ほとんど英語なのがいけないのか。 ゆったりとした静かな映画として作っても良いのに、変に曲玉を出そうとして失敗している感じもした。
- kmf********
4.0点
自分は内地在住沖縄人です。 地元がたくさん出て楽しかったり、知ってるつもりの工芸文化をあらためて知ることができたりと、勉強にもなる映画でした。 観てる時はさほど心揺さぶられる感覚はなかったんですが、帰宅してジワジワ~ノスタルジックな気分になりました。 個人的に工藤夕貴さんが好きなので、彼女の自然(役柄は気持ちウザいけど)な演技と耳心地良い英語がポイント高かったかな。 ネタバレかな?芭蕉の皮を割く音を是非聞いてもらいたいな。 お値段も安いですし、ウチナンチュはもちろん沖縄好きな方は観て損はないはずですよ~
- ryu********
4.0点
最初は退屈、後半はわかるようになった。工藤夕貴の演技も含め良い映画なのだろう。 個人的には、中学、高校時代フランス系カナダ人の先生方に接していたので、その点でちょっぴり懐かしい。
- yro********
4.0点
モノレールとかレインボーホテルとか運天港とか地元に馴染みのある場所がたくさん出てました。よく地元の空気感が出てました。個人的には那覇であんなに米軍機の騒音は聞こえないと思うのでそのへんは不自然さを感じたけど沖縄好きの人には海風が香ってきそうな良い映画と思います
- taa********
4.0点
本日、舞台挨拶付きの初日上演に言って来ました。 「地味な映画なので皆さんのクチコミが頼りです」との工藤夕貴さんのコメントに従って、今、私は使命を果たしておるワケです(笑) 全編を通して、心がゆったりするというか、穏やかな気持ちになるようなそんな素敵な映画・映像でした。 沖縄というと「夏」のイメージが強いのですが、本作の沖縄は『シーズンオフの静かな沖縄』。そんな印象で見させて頂きました。 風の音、遠くの波の音、ざわわざわわと草の音、、、 映画は日常生活からのいっときの逃避。そんな一面もあるかと思いますが、本作はまさにそんな映画かと思いました。テーマも「プチ家出」ですし。 オープニングの百名伽藍の景観に引きこまれました。「帰りたくないな」という外人宿泊客のセリフに、まったく同感です。すばらしく美しい景色。なんという静かな風景。 百名伽藍にはじまり、静かな穏やかな、沖縄の風景が随所で心を癒してくれました。 ストーリーはそれほど重い話ではないので、リラックスしたまま最後まで見終わることができました。 あ~ぁ。いつか百名伽藍のホテルに泊まってみたいものであります。 外国人旅行者の目線にたって眺めた沖縄。百名伽藍のホテルは素晴らしかったですが、逆に都市部の看板やら広告やら、猥雑で不要な文字・宣伝が、ひどく街を汚らしく見せているんだなぁ。というのも実感できました。これも旅行者のフィルターで見ることができたおかげです。 地味=退屈ではありませんでした。 もっと長く見ていたいと思わせる映像でした。 ★★★★★★★この先、ちょっとネタバレ★★★★★★ 外国人旅行者のピエールの行動を、工藤さんが非難するシーンがあるのですが、それはそれで分かりやすい出来事だとは思いました。しかしそれ以上に、私は工藤さんが携帯電話に依存するシーンが多くて、そちらのほうがマナー違反という気がして、気になって気になって仕方がありませんでした。 映画のシーンに限らず我々日常での出来事でも、どうでもいい通話のために、今一緒にいる大切な人におあずけを食らわしたり、不快な思いをさせたりしているのに鈍感になってるのではないでしょうか。同席している人からしたら、「自分よりも大事な人との電話」と感じてしまってもしかたないでしょう。 映画でも、工藤さんが通話してる最中に、ピエールが退屈そうに虚しそうにしているシーンが割りと長めの時間を割いて表現されておりました。 たびたび私は工藤さんの通話シーンに不快感を感じてしまったので、後半で携帯電話が○○○な事になって(リアルな転倒でした)、ざまーみろ(笑)と不謹慎にも思ってしまいました。 もしかして、ピエールのマナー違反への反意的なオマージュだったのかしら!? ほかに個人的にうれしかったのは、工藤さんの英語を堪能できたこと。 工藤さんの英語って耳障りが優しくて気持ちよくなりました。実にいい声。ハスキーでセクシー。メインの配役が2人なので、たくさん聞けてうれしかった。 劇中でちょっとだけ歌うトコも久しぶりのお歌(笑)でうれしくなりました。 ラストシーンのガジュマルの公園(噴水?)前で泡盛を飲むシーンは、本当にリラックスしたピクニックのようで素敵でした。 あ~。いつか百名伽藍のホテルに泊まってみたいものであります。
- tt1********
4.0点
ガニヨン監督作品は必ずと云ってよいほど観るようにしています。 なぜがシネコンで上映、ミニシアター向きなのに・・・ 沖縄、南国地方は苦手なんですがこの映画は大丈夫でした。 決して派手な大作ではありません。 彼はいつもそんな作品です。 今の日本映画が無くしてしまったものを感じます。 「大人」です。 タイトルにしましたがエンデイングの歌の歌詞です。 台詞にも感じる点がありました。 何を感じるかは観客の環境次第ですが・・・ 全く異なりますが、昔に観た「オキナワの少年」を思い出しました。 普段は何にも覚えていないのに「カラカラ」に触発されました。 つまらない人もいるでしょう、その前に観てほしい!
- spr********
4.0点
静かで、日本人への万人向けのエンターテインメントに特化した作品ではない印象。 外国人の感性ならより良いのかも? 内面描写中心の、詩的な、おおむね静かな雰囲気の作品。 この作品で、沖縄の風景を映像に残すことには成功とも思う。 ストーリー自体は、「異邦人(カナダ人)とイタイ女(日本人)と沖縄の島と・・・。」って感じで、沖縄の島を回るうち、生きる事を見つめなおしていくという解釈で良いのだろうが・・・。 EV(電気自動車)のレンタカー利用での観光をしっかり見せる斬新さや、やや唐突な設定や省略気味の表現はあるものの、基本的に、2人が中心のおおむね地味な展開なので、観る人を選ぶと思う。 ただ、フランス系カナダ人と日本人女性の二人が沖縄でと言う設定は、良く生きている気はする。 フランス語と英語、台詞としての共通語と歌にも乗せて生かされた沖縄方言。 字幕の使い方次第で、日本人と日本人以外両方に対して、この対比が重層的な効果を出している印象。 全部の言葉を字幕無しで分かるならば、また感じ方が違ってくるのだろう点はかなり興味深い。 本当は、英語くらい字幕無しで十分理解したいけどね(笑)、日本人にとって現実は厳しい。 劇中のフランス語と沖縄方言は耳で聞いただけでは、当方は理解できなかった。 伝えたい感情は、雰囲気で伝わるけど。 「カラカラ」ってローマの風呂か何かの事かと思ったら、ああいう意味なんだとか、沖縄での伝統産業や、なかなか簡単には見に行けない沖縄の風景を見られる点は良。 本作、なかなか見る機会は少ないだろうから、レビューや紹介記事等で何かが気になったら、スクリーンで見ておいて良いのかもしれない。 セル、レンタルはいつごろになるのか、予想がつかない故。 補足。 入場者特典とか(限定数量?)で、ロケ地マップをまとめた冊子をもらえて、色々興味深く復習できた。 ただ、あの不良熊の映画があまりに早々に満席だったので、結果として地味な作品2連発になったのは少し誤算だった(笑)。 渾身とは、別の日に見たかったなあ~。
- tkr********
4.0点
沖縄在住のクロード・ガニオン監督に沖縄の魅力を改めて紹介して貰った感じの映画でした。 ゆったりとした時間が流れる沖縄で繰り広げられる男女のエピソードにどっぷり浸りました。 はっきり言って中高年向きの映画かもしれないですが、若い人にも是非観て欲しいです。