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ルビー・スパークス
2012年12月15日公開

ルビー・スパークス

RUBY SPARKS

PG121042012年12月15日公開

taf********

3.0

理想の彼女

リトルミスサンシャインがどうも好きになれなかったのできっとこの映画も駄目だろうと思いながら、ただ物語として紙の上の人物が現実に現れたらどうなるんだろうというのが気になり鑑賞。 まぁ、なんてことのないそれだけのストーリーでしたね。 舞台っぽかったですねー。 迫真の演技だったので 生で見たらすごかったと思う。 終始クソみたいだなぁと思って見てましたが 半分我慢して見ていた感じです。 ラストシーンがこの映画のせめてもの救いだったのかな? ただ、映画として何が言いたかったのかイマイチわからなかった。 主役に魅力がない。キャラが描けてない。 キモいからとかそういうことじゃなくて 単にキャラを感じなかった。 ディテールが弱い。なんていうか普通。 普通のやつを描きたかったんだろうけど 世の中にいる普通のやつらも一人一人なにかしらの違いはあるもの。 何か主役のこだわりとか仕草とかあればなぁ。 緊張するとメガネをやたら触るとか トーストにはジャムを2種類塗るとか そういう細かな演出があれば なんか可愛らしいなとか思うのだけど なんていうかなにもなかった。 あと、人として何か応援できる部分とかあれば良かったのに。 せっかく犬を飼ってるんだから 犬には本音を喋ったりとか 本当はこうしたいんだとか なんでわかってくれないんだろうとか お前は味方だよな?とか語りかけて でもまぁ犬なんで舌出して見てるだけ的な? あと、人付き合いは苦手で勘違いされがちだけど 犬の世話はわりと真面目にやってるとか? そういう方が人間味が見れて好きになれるのにね。 主人公の家もわりと閑散としていて生活感も感じられなかったしね。ふつう人間性が部屋には出るけどね。とくに何もなく作られた部屋って感じで。 あそこまで無機質な部屋だと、潔癖で完璧主義な人の部屋に見えるけど、主人公はとくに間抜けズラで口が開けっぱなしなタイプなので少し結びつかない。この違和感は見ていて気持ち悪い。 作家の人間の部屋があそこまで無機質なことはないと思う。普段から頭が散らかるぐらい膨大な知識とアイディアで洗脳されている分、部屋も散らかっているかまたは資料とか何かしらの関心のあるものが置かれているはずだ。 これらは本編とはなんの関係もないシーンだけど あるのとないのとでは全然違う。 これは監督が人間をいつもどう観察しているか注目しているかが大きく出るポイントだと思う。 この人は結構たんたんと描くので、人間味という部分にはさほど興味がないのだと思う。 ここに、この映画の好き嫌いがうまれてるのかな? たぶん、人間好きな人からしたらすごくつまらない映画もに見えたのだと思う。 好きな人は何に惹かれたのかな? 画面の雰囲気とヒロインの可愛らしさ? 自己愛の強い人がわりときにいるのかもしれないなぁ? 全くの意味不明な映画でしたが ラストのカットが言いたかったことなのでしょうきっと。 そこだけは、ああそうですか。はい。って感じだったので☆2つだったところが☆3つという評価になりました。

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