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ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀
2013年2月16日公開

ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀

HINDENBURG

1102013年2月16日公開

yuk********

2.0

タイムリーすぎる現実

ヒンデンブルグ、ナチスドイツのころ建造されて着陸寸前に爆発、大炎上。 タイタニックの沈没とともに、乗り物系カタストロフでは割と有名。 しかるにクライマックスは飛行船の大爆発・大炎上・墜落に集約されていて、そこまでのプロセスをサスペンス仕立てにしたりして映画が成り立っている。 過去にも何本か製作されているが、どうしても「オチ」がわかっている分、そこまでのプロセスが「ミソ」なのに残念ながらどの作品もチープな感じが否めない。 「タイタニック」も同様であるが、J・キャメロンは豪華スターの競演、CGの緻密さ、途上国での安い賃金と広大なスタジオに建設した巨大セット、それを三時間以上の大作に仕上げ、興行成績でも成功している。 今回の「ヒンデンブルグ」もCGの技術に大いに助けられていて、その恩恵がなければ映画として成しえなかっただろうと思う。 現在(H25.2.26)でもエジプトで気球が大爆発して幾人かの日本人旅行者が亡くなるというニュースが発表されているが、私が「ヒンデンブルグ」を鑑賞したのは先週の週末なので、ニュースをみてレビューを書いているのではありません。 私自身「気球」や「飛行船」に乗ったことはありませんが、旅客機やフェリーとは違った「ロマンチシズム」が人気の理由だと思う。 現代では「安全管理」がゆきとどいていることが第一条件のはずで、主催者もそのことは避けて通ることができない・・・と思ってツアーなどに参加しているはずである。 まさか「ヒンデンブルグ」のような企みがあって事故を引き起こしたわけではないと思うが、広大な空に浮かぶ飛行船の「ロマンチック」な顔の裏側には到底「ロマンチック」なんて思えない悲惨な事故の現実がある。 戦時下の出来事と現代の安全管理が保障されているツアーとは一緒ではないけれど生と死は背中合わせなんですね。 不慮の事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

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