あらすじ・解説
2010年以降唯一の見世物小屋となっている大寅興行社のメンバーたちは津々浦々を回り、旅をし続けるという暮らしを送っている。目的地に到着すると総出で荷物をトラックから運び出し、仮設小屋を組み立て始める。夜のとばりが降りると派手な看板が光を放ち、客寄せの口上が場を盛り上げ、明かりがともった小屋では太夫と呼ばれる出演者たちが出番を待っている。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- Halkyun
5.0点
舞台裏のお姉さんたちが美人揃いで驚いた。優子姐さんの自宅の家具は拵えがよろしいものばかり。廃業が続くのは儲からないというより高齢化なのですね。銭湯やガソリンスタンドと同じなのか 丸太を番線で組むところも懐かしく拝見しました。私はあれができるようになる前にイントレと鉄パイプの時代が来てしまったので、ついにできないままなのです
- shi********
2.0点
見世物小屋に興味を持ち、同行してビデオカメラを回して、たわいもない会話や、あまり奥には踏み込まない歴史的な事象や人生観を捉えてみても、彼女たちの本当の姿は映し出せないんじゃないのかな。 見世物小屋に携わる人々や、その周辺にいる仲間たちだけではなく、見世物小屋の歴史的なものをグッと掘り下げつつ、一般の人々が持つ見世物小屋の印象等を挟み込まなければ一方通行のような気がするんだが。 それと、ナレーションを監督自らがしてるんだが、意図的なのかどうなのか感情がほとんどない棒読みっていうのはどうなんだろう。 自分でカメラを回して取材してるんだから、その時に感じたことって監督が一番よくわかっているハズなのに…。 なんか、白々しいんだよね。 正直言ってしまえば、ドキュメンタリーの作り方ではなく、単純に絵を撮って、誰でも思うようなことを質問して、そのまま繋げただけの代物。 1軒しかない見世物小屋という意味をよく理解してないんじゃないの?
スタッフ・キャスト
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