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マリーゴールド・ホテルで会いましょう (2011)

THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL

監督
ジョン・マッデン
  • みたいムービー 287
  • みたログ 1,148

3.76 / 評価:600件

人生がしぼまないように。

  • CONRAD さん
  • 2014年2月27日 13時43分
  • 閲覧数 1158
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

最近では10万円を切るツアーがあったり、インド旅行も格安になってきましたね。
地元民のみならず外国人観光客ですらレイプされちゃうくらい治安の悪さが心配です。
彼女と一緒にお気軽インド旅行とはなかなか想像に難く、一人旅か男友達同士でなら行ってみたい土地です。

今回鑑賞した「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2011)は、7人の「そうだ。インド行こう」と思い立った老男女の物語。
快適リゾートホテルを夢見て、7人の英国人男女が向かった地は、異国情緒漂う建物が立ち並ぶインド北西部の市街地ジャイプル。
そういえばイギリスはかつて、インドの大部分を植民地化していましたよね。
ジャイプルは他の都市に比べて、インド的雰囲気を強く残したままの都市のようです。
伝統的に建物がピンク色に塗られており、「ピンク・シティ」と呼ばれています。

さて、本題のレビューなのですが、まずは苦言から呈しますが、序盤が冗長です。
それぞれの事情を抱えた7人の背景を紹介するのですが、足早過ぎて、誰が誰だかちんぷんかんぷん。
それぞれの“訳アリ”事情が頭に入ってこないと、物語に深みが出ないし、眠たくなります。
それでも7人が空港のシートに横並びに座る場面では、“いよいよ”という期待感を膨らませてくれますよね。

中盤はまずまず惹きつけますが、無難です。
最初はケチつけていた劣悪環境のホテルでも、“住めば都”というように、馴染んで愛着を感じる人も出てくる・・・というおざなり展開。
ホテルを切り盛りしているインド人青年が魅力的です。
彼の熱意とキャラで、なんでも許せちゃうでしょう。
「宣伝には、このホテルの未来像を載せました」
“将来こうありたいんだ”と現実化可能かどうかは、さておき、ビジョンに向かって突き進む人は魅力的です。
挫折や大きな壁は“つきもの”なので、それに直面した時に、人間の真価が問われます。
インド人青年のガールフレンドが、モダンで、素敵で、綺麗過ぎです。
あんなモデルさんみたいな彼女、彼には不釣り合いでしょう。
結婚に大反対していたお母さん、あっけなくふたりの仲を許しちゃいました。
当時、若かった自分を振り返って・・・それで許せるのなら、大反対しなくても・・・

でもでも、終盤にかけて大号泣です。
いつ以来だろう、久しぶりに映画を観て泣きじゃくりました。
胸から込み上げてきました。こういう映画、いいですね。
みんな一生懸命、“自分らしく”生きているんです。
「人生がしぼんでしまわないように」
年を重ねても、刺激的を求めて、出逢いを求めて、見知らぬ土地を闊歩したいものです。
いつまでもそんな人生が続くといいなあ~。
だって今は、道の途中。
結果はいつだって大団円、なのですから。
そう思わせてくれる素敵な作品でした。

GEO rental DVD

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