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リアリティー (2012)

REALITY

監督
マッテオ・ガローネ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 55

2.58 / 評価:31件

コオロギさえも、テレビ番組関係者に見えて

  • fg9******** さん
  • 2017年5月15日 15時57分
  • 閲覧数 505
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …第65回カンヌ国際映画祭において、イタリアのマッテオ・ガローネ監督が前作の『ゴモラ』から2作連続でグランプリ受賞の快挙を果たした作品とあったので愉しみに観る。
 …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄で、レビュー数も未だ8件のみだ。
 よっぽど人目に付かない作品なのだろう。
 『ゴモラ』とは打って変わってのコメディ作品だ。
 主人公のルチャーノは、ナポリで魚屋を営む妻子持ちの陽気で気さくな男だ。
 彼は、子供たちの奨めもあって『ビッグブラザー』というテレビ番組のオーディションを受ける。
 オーディションの感触は良好だったので、家族からも近隣の住民たちからも、これは出演間違いなしだと煽てられて、自分でも念願のテレビ出演が果たせると完全に逆上せあがってしまう。
 しかし、正式な合格の連絡がなかなか無いもんだから、周囲に現われる人間が自分の素行調査しているんだと勝手に思い込む。
 奥さんからは、いい加減に諦めて眼を覚ましたらと懇願されるのだが、ルチャーノは聞く耳を持たない。
 魚屋を売り飛ばしちゃうし、自分を善人に見せるために浮浪者に家の物をタダであげちゃったりするもんだから、奥さんは呆れ返って子供を連れて家出してしまう。
 家の中に闖入したコオロギでさえも、テレビ番組関係者に見えてしまうなんて、もうどうにも常軌を逸してトンでしまっている。
 で、挙句の果てに、『ビッグブラザー』の収録現場に忍び込んで、ソファーに寝っころがって、幻想の中で『ビッグブラザー』の共演を果たして昇天?するという、なんともブラック過ぎるコメディ作品だった。
 自分はテレビは殆ど見ないが、極端にテレビに執着・依存すると、おバカさんになっちゃうヨ、ともとれる一見の価値はある作品だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • コミカル
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