あらすじ・解説
観光地として有名な美しい島国、モルディブ共和国は、地球温暖化によって2100年までに海中に沈む危機にひんしている。2008年に独裁政権を倒して、民主主義を実現させた新大統領モハメド・“アンニ”・ナシードは、地球環境の変化によって国が存亡の危機にあることを国際会議や会談の場で強く訴え掛ける。
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作品レビュー(7件)
- tom********
4.0点
温暖化をテーマにしたドキュメンタリーは幾つも作られているが、この映画の特徴はタイトルの通り南の小さな島国という立場からから見た話であるという事 漁業や観光が中心の国では中国やインドなどの先進国にCO2削減を訴え続けていくしかないのだろう それが本当に水没を防ぐのかはわからないし、自身の成長に忙しい中国などがこの先発展途上国の存続に協力していくなんて疑わしいが まだ若く、小さな島国の代表であるという大統領の苦悩を感じさせる作品である
- ttm********
4.0点
温暖化で海面水位が上がって国土全体が水没の危機にある-という事は、すなわち将来的に国土が消失し、モルディブの最大の外貨獲得要因である観光資源が無くなり、食べるものも住む場所も何もかも失ってしまって国民全員が流浪の民になってしまう恐れがあります。でも現実は護岸工事などの差し迫った危機に対応するために予算の多くを取られ、教育や医療に十分な予算が割けていないようです。毎日のように国土が浸水すれば衛生面でも悪影響が出るでしょう。彼らの主張では10年後にはCO2濃度を350PPM以下に減らす事が不可欠だそうですが、実際にはそんなに時間は残されていないかも知れません。
- ear********
3.0点
ネタバレ堂々たる政治PV
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kaw********
5.0点
水中閣議は、新聞で見たけれど、彼が仕掛けたのね、と納得がいく。しゃがれた高音の早口は、コミカルですらあるが視線の鋭さと、あけすけな態度は、ドキュメンタリーの対象として秀逸。文字通り足元をすくわれて失職したようだが、これも文字通り国土を守るために大国に挑む真の「愛国者」だと思った。せっかく当選したのに攻撃されている山本太郎を思い出した。ニュース報道をちりばめたスピーディーな運びや、大統領の懐に飛び込んだからだろう、日常の姿などを捉えたのはアメリカ人というのがまた、驚き。
- yok********
4.0点
台風の最中 K's cinemaにて観賞しました、 モルディブという国に興味があった訳ではありません、ただ、観に行った事に感謝する気持ちです、 永らく独裁圧政政治が続いていた事や、その中で政治犯?に対する拘留拷問があったなどという事実に驚くしかありません、ホントに何も知らない日本人です、 スピーディーな中にも南国を漂わす緩やかな部分もありドキュメンタリー作品としては緊迫した視線で観続けることができます、 第一歩を踏み出すために妥協する部分もあるのですが、決して卑屈的な表情でないナシード氏を大統領なんだと見惚れてしまいます、 エンドロールのテロップについて、 本作品の制作国がアメリカであり、経済発展を最重要事項に置く中国などの追随国の思惑が働いていない!なんて言えるのでしょうかね、
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