あらすじ・解説
映画監督として著名なアンヌ(イザベル・ユペール)は、監督仲間のジョンス(クォン・ヘヒョ)と身ごもっている妻のクムヒィ(ムン・ソリ)と共に、モハンという海辺のまちを訪れる。ホテルに到着し、アンナがベランダで一服していると、ジョンスが以前交わしたキスのことについて尋ねてくる。その後付近を散策しに外に出たアンナは、途中で雨が降ってきたため、ホテルのオーナーの娘ウォンジュ(チョン・ユミ)から傘を借り……。
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作品レビュー(15件)
- fg9********
3.0点
…あらすじは、解説のとおり。 最近観た『ピアニスト』、『眠れる美女』のイザベル・ユペールが3パターンの女性を演じている。 三つの短編映画を連続して観ている感じ。 いずれの女性の名前もアンヌで、韓国の海辺の町モハンにバカンスに来ているが、3人のアンヌの事情はそれぞれ異なる。 そのそれぞれ異なった事情に、同じ韓国人男性の映画監督、韓国人男性のライフガード、韓国人女性の貸別荘管理人、妊婦が絡み、アイテムでは、ビニール傘、テント、灯台、焼酎の瓶等が絡む。 1話目でアンヌが砂浜で見付けた焼酎の瓶が、3話目で別のアンヌが投げ出した焼酎の瓶と繋がって来るが、別段、「輪廻」などという小難しいことを言うつもりではないのだろう。 3人のアンヌに共に接する貸別荘管理人の女性は親切で可愛かったが、映画監督とライフガードの男性はチャラチャラしているように思えてあまり気乗りしなかった。 御年61歳のイザベル・ユペールの、3人のアンヌの佇まいを愉しむだけの作品だったが、一見の価値ぐらいはあったかな。
- gfq********
2.0点
変わったオムニバス映画でした。 舞台も中心になる登場人物も同じ。 韓国の海辺のペンション? 「きれいな所ね~」というセリフがありますが、そんなにきれいか?な景色。 海も青くないし、緑がきれいな映像もなく。 まぁ、何もなく自分を見つめ直すにはいい場所かもですが。 3話によるオムニバス形式ですが、アンヌを演じるのは同じ女優。 監督さんとか女優さんをあまり覚えないので、 このアンヌが何歳くらいなのかはわかりませんでした。 それでも、見た目的にかなり上だな~とは思いました。 なんでこういう年齢の人に設定したのか? もう少し若い(30代~40代前半)の方がしっくりきたと私は思いました。 ズームアウト&ズームインをよく使っています。 まるで昔のファミリー8ミリ撮影のように。 それはそれでリアル感があってよかった。 これから映画を撮影したい!という若者には、 ひとつの映画制作方法として参考になる作品かもしれません。 が、単純に映画を気楽に楽しもうという人(←私)には、 最後よくわからず終わったという印象の映画でした。
- ********
4.0点
2012年。ホン・サンス監督。映画監督、不倫する人妻、離婚直後の女性の三人の女性、いずれもアンヌという名で恋の真っ最中にある女性を、60歳になろうとするイザベル・ユペールが軽々と演じている。3人と関わる韓国の純粋な青年は40歳を超えた俳優が演じており、現実から思い切り遠く離れたアンチエンジング映画。2人を見ていると、これは15年くらい前の映画かと勘違いしてしまう。映画にはこういうこともできる。 酒好き、女好き、外国人女性好きのどうしようもない韓国の男と、純朴なライフガードの青年に対して、それぞれのアンヌは現実的であったり、妄想的であったり、うそつきであったりするが、現実的な映画監督が書いた別れの手紙は字を判読することができなかったり、妄想的な不倫人妻はキスの最中で突然相手をビンタしたり、虚言癖がある女性は平気でうそをついたり物を隠したりして、正体がつかめない。つまり、いずれも正体がつかめない女に男たちは振り回される。それがイザベル・ユペールなのだから、「さもありなん」と納得させられてしまう。
- いやよセブン
3.0点
イザベル・ユペールが3人のアンヌを演じるオムニバス韓国映画。 映画監督のアンヌは仲間のジョンスの妻がいる韓国に行くが、ジョンスは妻の目を盗んでは言い寄ってくる。 アンヌは夫を誤魔化し、不倫相手の住む韓国にやってくる。 アンヌは韓国人女性に夫を盗られ、親友の韓国人大学教授のもとへ行ってみる。 共通して登場するライフガードの青年が面白い。
- hir********
1.0点
ネタバレ残念。「羊頭狗肉」だった。
このレビューにはネタバレが含まれています。
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