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ジョーカーゲーム (2012)

監督
渡邊貴文
  • みたいムービー 12
  • みたログ 84

2.20 / 評価:61件

低予算心理スリラーとしてはまずまず

  • ヴァンデポール さん
  • 2013年10月8日 7時51分
  • 閲覧数 1623
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

突っ込みどころ多数な為、さすがに高評価までは出来ませんが・・・何だかんだでドキドキしながら最後まで見入ってしまいました。
根本的に設定が胸糞悪いですし、展開も物凄く強引ですし、役者の演技も褒められるレベルにはなかったのですが、この手の映画が好きな方ならば、まあそれなりには楽しめる内容になっていたと思いましたよ。
基本若手キャストを売り出す為に作られた低予算スリラーですから、高いレベルを求めるのは酷と言うものでしょう。

ところでタイトルの「ジョーカーゲーム」ですが、日本語で言えばババ抜きなんですよね。
ジョーカーゲームと言えば何か妙に聞こえが良いですが、基本ババ抜きをする映画ですから、画的には相当地味だった印象です。
ただ、地味ですが物凄くシンプルな心理ゲームでしたから、分かり易くて尚且つ入り込み易い映画ではありましたよね。
各人の生き残りを懸けた心理的な駆け引きを楽しみつつ、好みの若手キャストを探す・・・結局その辺りがこの映画の見所だったと言えましょうか。

とは言っても、駆け引きと言うにはちょっと強引過ぎな展開でしたけどね(^^;
中盤までは完全にクラスの力関係が優先されていた感じでしたし、終盤は「私を信じて」パターンが続き過ぎましたし、どうもバリエーション不足だった感は否めませんでした。
それと「契約システム」がもう少し物語を盛り上げる存在になっていれば、また違った印象にもなったと思うのですが、単純に人数減らしの道具でしかなかったのがちょっと勿体無かったですね。

それにしても、よくもまあこんな胸糞悪い設定を考え付いたものですね。
とりあえず負けた者には死んでもらう!までいかなかったのがまだ救いではありますが・・・。
逆に言えば、映画的にはその分ぬるい感じになってしまったのかな。
戦わなかった者やズルした者の末路だけは半端じゃ無かったですが・・・。
負けた者が送られる強制収容所なるものがどんな場所なのか、その様子もちょっと映してくれればもう少し恐怖感も増したとは思うのですが、そこまでの予算はないってことなんでしょうねぇ。

さて、肝心のキャストについてですが、まず千夏を演じた主演のAKB48・北原里英に関しては、正直あまり印象には残らなかったかな・・・。
勿論感情移入し難いキャラ設定にも問題ありでしたので、ちょっと可愛そうではあったのですが、主演として物語を引っ張るには少々荷が重かった印象ですね。
最後だけは取って付けたような行動をしでかしましたが、唐突過ぎてちょっと・・・。

一方、大野を演じた実質主演の高月彩良と、千夏の親友・美奈子を演じた小池唯は、主演の北原里英を食ってしまうぐらいインパクト大でした。
よくよく考えればまともに人物のバックボーンが描かれていたのは大野だけでしたので、一応AKBありきで映画は作られましたが、監督自身はAKBよりもbump.y派だったのではないかなと推測(^^
桜庭ななみと言い、高月彩良と言い、bump.yメンバーのレベルの高さには本当に驚かされますね。
小池唯も負けず劣らずのインパクトでしたが、あの変わり身がどうにもイラっと・・・小池唯自体は物凄く良かったのですがね。

他にも上田役の伊倉愛美、出番は少しでしたが下川役の吉田まどか等、若手女優はまずまずの存在感を示しましたが、男優の方は高島役の大久保祥太郎以外はどうでもいい扱いだったのがちょっと気の毒だったでしょうか・・・。
むしろ「あのCM」で有名な先生役の古舘寛治の方が笑っちゃうぐらい存在感あった感じでしたし!

詳細評価

物語
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演出
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