終幕に向けての舞台をそろえた!
- xeno_tofu さん
- 2020年5月17日 1時15分
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連邦軍からも狙われるネェル・アーガマ。その立ち位置が、ネオ・ジオンとの共闘から、独りで立ち上がることに変わるまでが描かれた今回。
モビルスーツの活躍は少なく、ネェル・アーガマでの会話劇が主体になる。
スペースノイドの自立のため、地球を外したサイド共栄圏を築くことを掲げるフル・フロンタル。地球も宇宙も両立できる可能性を探ろうとするミネバとバナージ。
ネェル・アーガマとガランシェール、バナージがかかわった隊の共闘体制にあって、ネオ・ジオン、連邦。その対立軸で、収束に向かう。
オットー艦長が啖呵を切って、「彼らに指一本触れてみろ! その首をねじ切ってやるぞ 若造!」「あんたらは軍人じゃない! やはりテロリストだ! テロリストと交渉はせん!」。
それに対してブリッジで小さくガッツポーズが出て、艦内のネオ・ジオン制圧に動く流れが今回の山場。これまでのエピソード通じてだが、かっこいいオッサンが出る作品にハズレはないな。
マリーダとジンネマンとの関係がより深まったのもよかった。
ラプラスの箱をめぐってフル・フロンタルとネェル・アーガマ隊との競争が始まり、バンシィを駆るリディとユニコーンガンダムのバナージとの激突で次回に続く。さて、どういう終幕になるのか。楽しみしかない。
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