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むこうぶち9 高レート裏麻雀列伝 麻将

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3.0

中国式麻将(まーじゃん)

麻雀が好きで麻雀関連の作品をよく観ます。 中国では麻雀のことを麻将を書くそうです。 俳優の金子昇氏が在日中国人の張(チャン)役でメインキャストで登場しますが、金子氏本人が麻雀最強位戦にも出場する麻雀打ちなのでさすがに牌さばきは上手いしイケメンオーラが出ててカッコいい。 今作はなぜかレギュラー陣が総入れ替えされており、高田延彦氏演じる安永、及川奈央さん演じる詩織、雀荘メンバー役の協会の成瀬朱美さんが消え、安永のポジションに研修プロのサラリーマン藤永が入り、詩織のポジションにタレントの手島優さんが入っています。 しかも研修プロの藤永は初登場のくせになぜか傀のことをよく知っているようで、最後の勝負の後で張に対し、傀とここまで戦えた人を初めて見ましたみたいなセリフを言います。まるで今までの傀の闘牌をずっと見てきたかのように。 マンネリ打破のための入れ替えなのか、スポンサーや事務所の問題なのかは不明ですが、高田氏と及川さんのやり取りの方がむこうぶちらしかったのは間違いない。 金子氏演じる張は日本式麻雀で次々と勝ちを収めていきますが、基本は鳴きで早上がり麻雀です。今で言うデジタル麻雀なのかな。 自分はいつも完先ルールで打っているので雀風としては参考にならないが、勝負における柔軟な対応とオリずに上がりに向かう貪欲な姿勢は評価できる。 張に対抗する傀ですが、中国人もビックリの中国麻将の役で何度も上がりきる(もちろん日本式ルールの範疇で)。 これは傀が中国式にも精通していることを示唆し、どちら式でも強いことを証明しました。 麻雀の役の数は日本式は40弱であるが、中国では80もあるらしい。 中国式はやたら鳴いても上がり競争するゲームであるが、日本式はリーチや捨て牌からの読みや駆け引きの頭脳心理戦でありゲームとしての質も全く違う。 ただ傀はこう締める、「麻雀に日本も中国も関係ありません。この卓上だけが勝負の世界なんです」と。

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