ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー

36 VUES DU PIC SAINT-LOUP/AROUND A SMALL MOUNTAIN

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ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(5件)

ロマンチック33.3%不思議16.7%コミカル16.7%楽しい16.7%切ない16.7%

  • fg9********

    3.0

    緩めの大人のラブストーリーが好みであれば

     …あらすじは、解説のとおり。  タイトルに『ジェーン・バーキンの…』とあるが、自分としては全く知らない名前だったが観てみる。  ストーリーは、山道で車の故障で途方に暮れていたケイト(ジェーン・バーキン)に、通りすがったイタリア人男性ヴィットリオが車の故障に手を貸してやったことから、二人の出会いが始まる出だしはなかなか粋で今後の展開に期待が持てた。  このケイトという女性はかつてサーカス団に属していて、団長(父)が急逝したことから舞い戻って来たのであるが、どこか影があり何らかのトラウマを抱えているらしい彼女に、ヴィットリオが関心を示しそれが次第に恋心に変ってゆくという話し。  展開が非常に緩いので、つい微睡んでしまいがちになる。  また、繰り返し演じられるサーカス団員による寸劇も、冗長と感じてしまった。  結末では、ケイトのトラウマが明らかにされ、その原因となった芸?に再度チャレンジしてトラウマからも解放されるが、その芸もあまりインパクトがあるとは思わなかった。  緩めの大人のラブストーリーが好みであれば、一見の価値くらいはあるかも知れない。

  • gag********

    3.0

    地上波(録画)放送にて鑑賞

    ケイトの抱えている問題はお墓参りのシーンで明かされますがちょっとわざとらしかったかな。(説明調っぽくて) サーカス団の若い女性がヴィットリオにケイトの過去の出来事を教えるシーンがあったので、あのお墓での説明調っぽい語りはあまり必要なかったかなと感じた。 旅人のヴィットリオがなんとかしてケイトを(過去の蟠りから)救おうと行動を起こす様が素敵ですね。

  • いやよセブン

    3.0

    ヌーベルバーグ

    私の世代では懐かしいジェーン・バーキンが登場、映画全体から昔のヌーベルバーグの匂いがプンプン感じられる。 イタリアからバルセロナに向かう主人公が、途中、フランスでジェーン・バーキンに魅かれ、小さなサーカス小屋に行き着く。 ジェーン・バーキンは何者で、何故サーカスから離れ、再び舞い戻ったのかがストーリー。 遊び心満載の画作りが楽しめる。

  • スーザン

    3.0

    ジェーン・バーキン。

    ヌーヴェルバーグが苦手だと苦痛な映画かと・・・。 同じヌーヴェルバーグでも、とっつき易い作品と、難解だ・・・と思う作品があるようだが、この監督はやはり後者か。 作中、様々な比喩や暗示があるように感じるのだが、なかなかそこまで脳ミソが回らず、監督の意図も十分にに理解できず、申し訳なく思う次第。 なので、いつまでもナチュラルでカッコいいジェーン・バーキンを観てうっとりすることにしました。 すみません。

  • som********

    4.0

    閉じた円が開かれるとき

     この「ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー」は、ヌーヴェルバーグの巨匠ジャック・リヴェットが81歳のときに撮った作品です。  謎とその謎解き、ときに違和感たっぷりの劇中劇などなど、リヴェットならではのモチーフが山もりで、リヴェット・ファンとしては大満足の映画でした。  東京国際映画祭で上映されたときには「小さな山のまわりで」という題名でしたが、原題は「36 vues du pic St-Loup」。直訳すると「ピック・サン・ループ三十六景」で、北斎の富嶽三十六景から取られたのでしょうか。ピック・サン・ループは南仏のモンペリエから北に20キロほどいったところにある山で、とんがった刃物のようにも見える形が印象的で、時おり、北斎の絵の富士山のように、遠景にその姿を見せます。  ジェーン・バーキン演じるケイトは、父親の死を契機に15年ぶりに、小さなサーカス団に戻ってきました。物語は、ピック・サン・ループの山道で車の故障で途方に暮れていたケイトとイタリア人男性ヴィットリオとの出会いで始まります。  楽天的だけど優しげなこの旅人は、どこか影のある女性ケイトに惹かれて南仏の田舎町に逗留し、彼女のサーカス団につきまといます。ヴィットリオはすぐにサーカス一座の面々とも親しくなり、ケイトがなにかトラウマを抱えていることを知ることになります・・・。  閉じられた円が、外部からの侵入者によって開かれる、そんなイメージがこの映画に一貫して流れているように思いました。どこか影のあるケイトは、いわば月のような存在のように思えます。そして「円」に語源を持つサーカスの、まさに円形の舞台のなかに彼女はけっして入ろうとしません。いつも舞台の周辺か観客席ばかりです。  映画のなかで繰り返し演じられるサーカス団員による寸劇では、割られる皿の数がしだいに増えていって、ヴィットリオが急遽演じることになる最後の劇では、皿がすべて割られてしまいました。円い形の皿が割られる、なにかとても暗示的ですね。そしてその後の、15年前の忌まわしい事故の原因となったムチの演目で、ケイトはとうとう舞台のなかに入り、その手に持った新聞紙がムチで切り裂かれることによってそのトラウマから解き放たれます。  ヴィットリオはケイトだけでなくこの小さなサーカス団にも少なからず変化をもたらし、彼らから離れ、旅立ちます。  ラストのシーンで、ピック・サン・ループの上の大きな月の輝きは、この映画を締めくくると同時に、リヴェット監督のその長年の仕事も締めくくるようにも思えて、ちょっと寂しくなりました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー

原題
36 VUES DU PIC SAINT-LOUP/AROUND A SMALL MOUNTAIN

上映時間

製作国
フランス/イタリア

製作年度

公開日
-